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テレビ番組

遊と楽 白川文字学が教育現場に

番組ID
203429
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放送日時
2008年05月31日(土)02:21~03:00
時間(分)
39
ジャンル
school教育・教養
放送局
福井放送(FBC)
製作者
福井放送(FBC)
制作社
福井放送(FBC)
出演者
ナレーター:井上寿美枝
スタッフ
題字:三津谷雅美、題字:和田啓崖、撮影:白崎勝典、編集:白崎勝典、美術:木村直美、整音:小川小一郎、ディレクター:鈴木千代志、プロデューサー:清田精二、制作:藤尾孝男
概要
「遊」と「楽」この2つの文字に込められた深い意味。「漢字を成り立ち(古代文字)から楽しく学ぶ。」福井市出身の漢字研究の第一人者、文化勲章を受章した故白川静氏の白川文字学を活用した新たな漢字学習が08年春、県内の小学校でスタートした。楽しみながら学ぶ子供たちの姿を通して白川文字学が説く「学ぶ事の奥深さ」を探る。◆「この古代文字はもともとどんな形に見える?」金津東小学校の2年生のクラスでは、児童が漢字の原型の古代文字を前に想像力をどんどん膨らませながら次々に自分の意見を発表。「雨かんむりの文字」を宿題に出された鯖江東小学校の5年生のクラス。児童たちの答えには、大人でもちょっと読み書きが難しい漢字がズラリ。「自分にとって漢字学習は、ただ何回も書いて覚えるだけの作業でしかなかった。こんな風に楽しく学べていたら」わが子のいきいきとした表情に、母親からはこんな言葉も聞かれた。

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