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テレビ番組

FNSソフト工場 ことわざは一見に如かず ことわざ実証バラエティー

番組ID
203871
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放送日時
2009年06月05日(金)19:00~20:00
時間(分)
48
ジャンル
groups芸能・バラエティー
放送局
岩手めんこいテレビ(MIT)
製作者
岩手めんこいテレビ(MIT)
制作社
岩手めんこいテレビ(MIT)、吉本興業、めんこいエンタープライズ
出演者
スタッフ
構成:たちばなひとなり、構成:大塚博信、構成:はしもとこうじ、構成:寺坂直毅、構成:宇田川岳史、TD:島岡唯信、CAM:加藤幸平、音声:大森博子、照明:石川陽一、VE:大沢浩一、美術:梅沢朋香、MA:山内智臣、タイトル:本村真由美、CG:永山里美、イラスト:橋本千歳、イラスト:メタボくん、広報:石川克年、ディレクター:寺澤樹理、ディレクター:高橋淳、ディレクター:吉田沙織、ディレクター:庭田康宏、ディレクター:千葉望実、FD:岩津匡洋、AP:中垣佐知子、プロデューサー:澤田良久、プロデューサー:野崎一裕、プロデューサー:高橋聡、プロデューサー:稲冨聡、総合演出:鎌田淑子
概要
「百聞は一見に如かず」「笑う門には福来る」とばかりに“ことわざ”の実証を楽しく試みる。ことわざの持つ奥深さ、明快な展開、お笑い芸人の楽しいトーク、この3つの融合が生む新感覚教養バラエティー。MCはココリコと野牛あかねアナウンサー。◆ことわざの多くは簡潔で覚えやすく、実に言い得て妙。時には説明や主張に説得力を持たせる効果的手段としても用いられる。番組では、言語芸術とも表現されることわざ本来の意味を紐解き、その信憑性と信頼性を確かめるべく、“ことわざプレゼンター”たちが身体を張って、ことわざの実証にチャレンジする。

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映像’09 DNA鑑定の呪縛

2009年5月8日、1990年に栃木県足利市で起こった女児誘拐・殺害事件、いわゆる「足利事件」をめぐり、殺人罪などで無期懲役が確定している菅家利和さんが裁判のやり直しを求めた再審請求の即時抗告審で、DNAの再鑑定の結果、DNA型が一致しなかったことが明らかとなった。これにより、菅家さんの再審が開始される可能性が高くなった。◆足利事件は、1990年5月、栃木県足利市で4歳の女の子が誘拐・殺害された事件で、1年7ヵ月後、いわゆるローラー作戦で菅家さんが逮捕された。決め手になったのは、女児の着衣に付着していた体液のDNA鑑定だった。同様のDNA鑑定が決め手になった事件に、1992年2月、福岡県飯塚市で小学1年生の女の子2人が誘拐され、殺害された「飯塚事件」がある。この事件でもDNA鑑定が決め手となり、2年7ヵ月後に1人の男性が逮捕された。両事件ともに、無実を訴えて最高裁まで争ったものの、「足利事件」の菅家さんは無期懲役、「飯塚事件」の久間三千年さんは死刑判決となった。その後、2人は獄中からも無実を訴え続けた。しかし、2008年10月28日、「飯塚事件」の久間さんは福岡拘置所で死刑を執行された。◆DNA型鑑定とは、細胞核の中の染色体にあるDNA(デオキシリボ核酸)を構成している4種類の塩基(アデニン、グアニン、チミン、シトシン)の配列の特徴によって、個人を分類ないし識別するものである。日本の警察によるDNA型鑑定は、警察庁科学警察研究所(科警研)が1989年に導入した。しかし、この鑑定法には実は重大な欠陥があった。◆DNA鑑定という言葉が始めて登場したとき、ある新聞は「100万人から1人を識別する」と書いたほどだった。現在の鑑定技術なら、大げさな表現とは言えないが、当時の鑑定の精度からはとてもありえないことだ。しかし、DNA鑑定は過大に評価され、検察官、裁判官、時には弁護士ですらもその言葉の呪縛から逃れられなかった。そんななかで、冤罪を叫ぶ死刑囚の死刑が執行された。今、遺族と弁護団は「無辜の人間を国家が殺害した」と、死後の再審請求の準備を始めた。亡くなった久間さんの名誉を回復するために。◆番組では、犯人特定の証拠として有効視されてきた導入当時のDNA型鑑定法の欠陥をわかりやすく解説し、2つの事件から冤罪の構図に迫ってゆく。


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