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テレビ番組

中学生日記 僕は、ここにいる。 ~父と子の闘争日記~〔4〕 冬…そして、春(後編)

番組ID
206239
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放送日時
2008年03月08日(土)21:30~21:59
時間(分)
29
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHK名古屋
出演者
スタッフ
作:山本雄史、企画:重松清、企画:近藤芳正、音楽:後藤冬樹、主題歌:芙咲由美恵、制作統括:田熊邦光、美術:鈴木利明、技術:毛利康裕、撮影:近藤泰啓、照明:宝珠山隆博、音声:加藤政二、音響効果:大西斎、美術進行:大河内義宏、編集:川瀬奈美代、映像技術:松井久佳、演出:角学
概要
架空の中学校を舞台に、中学生が抱えるさまざまな問題をタイムリーに取り上げる学校ドラマ(1972年4月~2012年3月放送)。30年前に「中学生日記」に出演していた俳優の近藤芳正と、作家の重松清の共同企画により、受験を前に人生について考え始める中学生と、彼と向き合うことで自分の人生を振り返る父が、ぶつかりあいながらお互いを認め合うまでの1年間を描く。(2007年4月7日~2008年3月8日放送、全5回。第4回は前後編。)◆2月。受験のため東京に旅立つ前日、父は翔を有松の町へ行こうと誘う。神社で合格を祈願したあと、父は静かに語り始めた。自分は人生を勝ち抜くことを目標に生きてきたが、実は会社で左遷されていること、自分の生き方に疑問を持ち始めていること…。自分自身と真剣に向き合い始めた息子への、父なりのはなむけだった。そんな父の言葉を胸に、東京へ向かった翔は入試の朝、ある選択をする。父と息子は新しい関係を築いてゆく。

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吉田富三は明治36年(1903年)2月10日、当時の浅川村本町に造り酒屋の長男として生まれた。東京帝国大学医学部を卒業、病理学を専攻、世界で初めて科学物質によってラットの肝臓に人工がんの生成に成功した。この研究はのちにイギリスのE.L.ケナウェイらの研究と共に、発がん性化学物質を究明する糸口をつくった。この功績により昭和11年、帝国学士院恩賜賞を受賞し、昭和18年6月には、がん細胞の究極の姿とも言われる液状のがんをラットの腹水から発見した。いわゆる「吉田肉腫」と呼ばれる生きたままのがん細胞である。吉田肉腫の発見によって、がんの化学療法への新しい道を開いた。◆吉田富三はがん研究にとどまらず「人間が病気になるということは、身体だけではなく心も病んでいるのだから、その心にまで温かい手を差し伸べるのが、真の医者だ」という考え方から、医療制度の改革にも取り組み、医師の在り方などについての問題提起をするなど力を尽くした。また文部省の国語審議委員として、戦後の国語政策を正道に戻すための発言と活動を繰り広げた。吉田富三博士は文化勲章、勲一等旭日大綬章を受章するなど、大いなる功績を残し、昭和48年4月27日、70歳で世を去った。◆平成5年には、故郷、浅川町に『吉田富三記念館』が建設され吉田富三博士の顕彰事業として毎年、財団法人浅川町吉田富三顕彰会と日本癌学会が共同して、日本の癌研究に功労のあった人に「吉田富三賞」を贈っている。また県内の小学生を対象とし「吉田富三子ども科学賞」を制定して「理科研究の優れた小学生」に賞を贈っている。


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