秋田に息づく伝統を受け継ぐ人たちに迫る「シリーズ輝石の詩」。第２回は、かつては全国でも人気が高かった伝統工芸品「秋田八丈」を復活させた姉妹の物語にスポットを当てる。秋田朝日放送開局１５周年記念特別番組。◆渋みのあるとび色（茶）と落ち着いた黄金色など美しい光沢を放つ草木染の絹織物「秋田八丈」。しかし、着物離れの影響から２００３年に、江戸後期から続く約２００年の歴史が途絶えてしまった。それから３年、二人の姉妹が伝統の技復活に向けて動き出した。妹は最後の工房の社長から染め釜、糸巻き機、機織り機の全てを託された「秋田八丈」の職人。美容院を営む姉は新たな工房開設に尽力し、妹を全面的に支援している。「ただ染めて織っているだけでは復活とは言えない」と姉妹は語る。伝統の技を継承しながら新たな可能性を探る二人の姿、そして伝統工芸品「秋田八丈」の美しさに迫る。

中国四川省の貧しい町で生徒と向き合う日本語教師・友貞さんと、彼のもとで学んで北京へ就職を決め、格差を乗り越えようとする中国人青年・瀋（しん）さんの二人の姿を通して、教育の在り方を見つめ直す。◆躍進を続ける中国。豊かな都市部では教育熱が高まり、高額な授業料で充実した教育が行われている。一方で貧しい農村部では十分な教育が受けられず、農地で一生を終えるか、出稼ぎの低賃金労働か、人生の選択肢は二つにひとつ。友貞さんは農村の若者に日本語を教え、日系企業への就職に結びつけようとこの地へやってきた。学ぶことで「生きぬく力を与える」という教育の原風景を描く。

「日本一不幸を呼ぶ女」、演歌歌手の大河内ひまわりが、どんなに長く険しい坂道も、いつも「幸せ信じて」強く、逞しく、そして美しく生き抜いていくコメディドラマ。脚本：遊川和彦。（２００７年１月１３日～３月１７日放送、全１０回）◆最終回。ひまわり（天海祐希）は父・晋蔵（西岡徳馬）から拒絶されたショックで歌うことができなくなった。そんなひまわりの代わりに、地方巡業を務める貞子（成海璃子）が、ひまわりの元を訪れるが、部屋は解約済みで、もぬけの殻だった。携帯電話もつながらず、貞子は不安を覚える。その頃、ひまわりは、雪景色の中で独り歩いていた。貞子はひまわりを探す中で、多くの人がひまわりを慕っていることを知る。そんな時、警察に捕まっていたヒトシ（原田泰造）が情状酌量で釈放される。貞子はヒトシにひまわりが行方不明であることを伝えるが、気に留めようとしなかった。

メディアの特性、情報の伝わり方を知って正しくメディアを読み解く能力「メディアリテラシー」。高校生が「ＣＭ」を作ることでテレビを学ぶ過程を紹介し、同時にＣＭの作られ方を紹介する。◆絵コンテ作り、撮影、編集。多くの過程のなかにそれぞれスタッフの主観が入って制作される。できあがった番組やＣＭから「客観的」な情報を得るには、読み解く能力＝リテラシーが不可欠である。

射撃しか取り柄がない人情派の新人と、検挙率ナンバーワンを誇るベテラン、ルックスも年代も性格もまったく違う刑事がコンビを組む。ただしその二人はどちらも“女刑事”。相容れない２人が対立し、助け合い、さまざまな事件と対峙していく刑事ドラマ。（１０月１８日開始、全１０回）◆連続殺人事件の容疑者は、来実が尊敬する岩代教官だった。人質を取られ、指定の場所に一人で来るように言われる来実。華子は来実を制止するが、来実はその手を振り払った。

見たことないもの見てみたい！と世界の秘境、深海、宇宙、さらには日常に潜む奇跡の瞬間など、まだまだたくさんある“見たことないもの”の「ドリームビジョン」を、映像ハンターたちが様々な最先端カメラを駆使して追いかけ、お届けする。◆第１回は、天才マジシャンのイリュージョンの謎、竜巻の中心を見たいという「竜巻プロジェクト」の思わぬ発展、スーパーカメラで大接近した野生のアフリカゾウ、そして「双子芸人の面白いところ」などを紹介する。

岐阜県から初のプロサッカーチームを目指すＦＣ岐阜が、Ｊリーグの下部組織ＪＦＬ（日本フットボールリーグ）に昇格するまでの激動の２年間の記録。サッカーの原点とは何か、チームワークとは何か。その答えを追う。◆岐阜出身の元グランパス・森山泰行の熱い思いをうけて、チームは戦う集団へと変貌していった。カリスマ指揮官・戸塚哲也氏を招聘し、快進撃を続ける。Ｊリーグ入りは最短で２００８年、東海二部・一部と各カテゴリーでの優勝が義務づけられているが、チームは公約通りＪＦＬとの入れ替え戦の末、みごと昇格を果たした。

「一瞬で笑えるネタの祭典」と銘打って、お笑い芸人が１分のショートネタを披露、“レッドカーペット会員”の採点で勝負を競う。スペシャルで人気を得て、２００８年４月にはレギュラー化した。◆スペシャル第４弾は総勢４４組がネタを披露。超人気芸人同士の夢のコラボレーションも実現？