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テレビ番組

イマドキュ ごっつぉあるよー ~倉子ばあちゃんとリヤカー~

番組ID
207249
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放送日時
2012年05月27日(日)13:00~13:30
時間(分)
27
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
山形放送(YBC)
製作者
山形放送(YBC)
制作社
山形放送(YBC)
出演者
スタッフ
概要
日本海に面した山形県庄内地方に、港に水揚げされたばかりの魚をリヤカーに積んで行商する女性たちがいる。地元の人たちは彼女たちを「浜のアバさん」と呼ぶ。“アバ”とは“お母さん”の意味。戦後まもなく700人ほどいたアバさんだが、現在はわずか数人に減って高齢化している。◆鶴岡市由良の佐藤倉子さんは、半世紀余りにわたってアバさんを続けてきた。早朝から夜遅くまで働きづめの倉子さん。80歳を過ぎて仕事を引退してもいい年齢だが、なぜ現役で行商を続けるのか。そこには地区のお得意さんとの絆や、家族の支えがあった。番組では倉子さんの日常に密着し、地域の今を見つめる。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第60回エンターテインメント番組優秀)

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FBCスペシャル2012 共生の苦悩 ~福島第一原発事故から1年~

福島第一原発の事故は国内最多の14基の原発が立地する福井県にも大きな衝撃を与え、事故から1年が経った今も原発と共生してきた住民の心を揺さぶっている。◆運転開始から40年が経過した原発がある福井県美浜町。古い原発を廃炉にして、新しい原発を造るリプレース構想が浮上していた。地域はこの先も半世紀にわたって原発と共生していくかどうか、将来を見据え始めた矢先に福島の事故が起き、住民は改めて「原発のリスク」を見せつけられた。将来が見えない不安に加えて、脱原発依存を打ち出した国に対するやりきれない思いも漂う。◆いずれも海岸沿いの過疎地に造られてきた原発。敦賀半島の先端にある集落には、高速増殖炉「もんじゅ」がそびえ立つ。陸の孤島と言われた集落には道路や港が出来て、原発は若者の働き場所となった。集落に暮らすお年寄りの記録には「過疎からの脱却」と「国策への協力」の文言が残っている。原発との共存共栄でふるさとを発展させようとした地域の思いがにじむ。◆福島の事故を受けて、停止した原発の再稼働はストップした。福井県内でも33年ぶりに「原子の灯」が消えた。地域経済や雇用など、原発と生活が密接な関わりも持つ立地地域には大きなダメージとなる。定期検査中に原発の作業員を受け入れる宿泊業者も今後への不安を隠せない。一方、早期の再稼働を求める地元の建設業者は「我々がカネの亡者ように見られるのは悲しい」と呟いた。◆40年余り原発と共生してきた地域の思いをよそに、原子力に対する批判は高まり、電気を送り続けてきた関西の消費地からも原発再稼働に対する反発の声が上がる。原発に対する不安や、原発と生活が深く関わる現実、それに電力供給を担ってきた自負など、様々な思いが交錯し、自問自答を続ける地元住民の姿を追う。


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