テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

FBCスペシャル2012 心ひらく魔法のタクト ~ある合唱団 30年の軌跡~

番組ID
207443
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2012年12月29日(土)10:30~11:25
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーmusic_note音楽
放送局
福井放送(FBC)
製作者
福井放送(FBC)
制作社
福井放送(FBC)
出演者
ナレーション:川島秀成
スタッフ
撮影:八木義純、編集:八木義純、美術:寺前伸治、構成:岩本千尋、ディレクター:高原みゆき、プロデューサー:井上寿美枝、チーフプロデューサー:秋野範夫
概要
「福井ソアーベ児童合唱団」は赤ちゃんから高校生まで、70人のメンバーで構成する合唱団。入団テストはなく誰でも入れるが、その実力はウィーンでも認められるほど。率いているのは、指揮者の坪口純朗さんと妻・晴美さん。モットーは「ほめて伸ばす」。「音楽をとおして生きる喜びを伝えたい」と30年前、小学校教諭をやめ合唱団を立ち上げた。◆2012年、30周年の記念コンサートをと考えていた時、純朗さんは末期がんを宣告される。それでもコンサートを成功させようと子ども達との練習を優先させて、純朗さんは2ヶ月後に亡くなった。指揮者を失った合唱団。コンサートまであと半年だった。◆団員たちは純朗さんがいつも言っていた「コンサートは最高に楽しもう!」を心に、晴美さんと練習を重ねた。純朗さんが作詞作曲した「わたしはリンゴ」は、団員たちにとって大切な歌。純朗さんが子ども達に伝えたいメッセージが込められていた。

同じ年代の公開番組

IBC自然スペシャル 中洞牧場のしあわせな牛物語

岩手県岩泉町の「中洞牧場」は、北上山系の標高800メートル近い高地にある。牧場主の中洞正さんは、ここに入植した1984年から、昼も夜も一年を通じて広い山間の林に牛を放牧する「山地酪農」に取り組んできた。牛は牛舎につながれることなく自由に歩き回り、ミルクを絞ってもらうために朝夕2回、自ら山を降りてくる。牛が下草やクマザサを食べてくれるおかげで、人は林に入りやすく、間伐や伐採がしやすくなる。山地酪農は酪農と林業が一体となった経営だ。◆中洞さんは「牛が幸せでなければ、おいしい牛乳はできない」と言う。一貫して目指してきたのは、牛と自然が共存する酪農。しかし、日本の主流は規模拡大と大量生産、経済効率優先の酪農…。中洞さんの選んだ道は苦労の連続だった。それでも、信念を持って取り組み続ける中洞さんのもとへ、全国から多くの若者が山地酪農を学びにくるようになった。◆信頼できるビジネスパートナーを得て、中洞さんは牧場に新たな牛乳プラントを作った。さらに東京・六本木にカフェを出店。ソフトクリームなどの製品の販売も始めた。中洞牧場に集まったスタッフの中からは、ここで伴侶を得て、山地酪農を受け継いで独立したいという若者が出てきた。中洞さんは応援し、牛舎で手作りの結婚式が行われる。番組は、のびのびと生きる牛と人間の、幸せな牧場の物語を紹介する。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組