テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

天下人が恐れた大地震

番組ID
207522
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2012年10月08日(月)09:58~10:53
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
ABCテレビ(朝日放送)
製作者
ABCテレビ(朝日放送)
制作社
ABCテレビ(朝日放送)
出演者
ナビゲーター:浦川泰幸、ナレーション:堀江政生、ナレーション:乾麻梨子
スタッフ
CG:松岡章、VTR:井上隆也、VTR:明石達也、VTR:張元世一、撮影:手塚西都子、撮影:芝田幸司、VE:丸尾恵介、音声:村越順司、照明:道本啓介、技術:座波貴紀、VE:城岸宏、技術:中本欣也、MA:前田陽一、編集:吉永憲之、編集:本間満久、取材:木戸崇之、構成:木戸崇之、プロデューサー:高木伯之
概要
東日本大震災以来、プレート型地震に伴う津波への防災意識は高くなっている。しかし、周期や予知のための研究が比較的進んでいるプレート型地震に対して、内陸型の直下型地震はいつどこで起きるか分からない。阪神淡路大震災から17年、関西の人びとの地震に対する恐怖は薄れつつある。◆約400年前、天下人・豊臣秀吉の時代は地震の活動期であり、想定外の大地震が容赦なく彼の天下を脅かした。番組では地震や古文書の最新の研究を基に、1596年の伏見地震で壊れた秀吉の「伏見指月城」を再現。CGやアニメーションで地震のメカニズムや被害を分かりやすく伝え、改めて地震への対策や防災への取組を呼びかける。
放送ライブラリー以外で視聴可能な施設

同じ年代の公開番組

あそんでぼくらは人間になる ~子どもにとって遊びとは~

“遊び”を通して子どもの可能性を引き出そうとしているユニークな幼稚園がある。広島県の宮島をのぞむ高台にある「かえで幼稚園」。その取り組みを通して、子どもたちが“遊び”から何を学び、どう成長するのか、1年にわたって取材した。◆かえで幼稚園は、子どもたちが自分の力を目一杯発揮できる環境に満ちあふれている。例えば遊具。ほとんどが先生たちの手作りで、簡単に遊べそうで遊べない、そんな仕掛けがさりげなくほどこされている。挑戦心をくすぐられた子どもたちは思わずその遊具に夢中になり、何度失敗しても負けずに挑んでいく。◆また幼稚園では、それぞれが好きな遊びに没頭できる時間を大切にしている。隣接した自然あふれる森を駆け回る子、木登りで手に入れた木の実をおやつ代わりにほおばる子、虫捕りに熱中する子、仲間と一日中積み木をしている子…。自分たちで考えて自分たちで遊ぶ、そんな時間からいろいろなことを学んでいく。◆質の高い遊びには、人間として生きていく上で土台となる、大切な要素がたくさん含まれている。そんな遊びに出合うと子どもたちの目は途端に輝き、熱中して取り組んで持っている能力を発揮する。本気で遊ぶときに見せる彼らの顔は人間味にあふれ、安心して遊べる環境作りの大切さが、幼稚園だけでなく大人にも問われていることを教えてくれる。


cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養tvテレビ番組
テレメンタリー2012 砂漠をマグロが泳ぐ日 ~不思議な水が養殖を変える~

国連の発表では2050年までに世界の人口は90億人を突破すると予測されている。その中で危惧されるのは食糧危機だ。家畜や飼料はもちろん、魚介類も同じ。「食卓からマグロが消える日が来ると思う」。◆岡山理科大学工学部の山本俊政准教授は、陸上の閉鎖された環境で、回遊魚の代表格・マグロの養殖実験に挑戦を始めた。養殖が最も難しいと考えられ、枯渇の心配もされているマグロの陸上養殖に成功すれば、技術の高さを証明できるに違いない。一人の熱血研究者が斜陽産業とも言われる漁業に一筋の光を照らす。◆使用するのは、海水でも淡水でもない「好適環境水」と名付けた人工水。真水にわずかな電解質を溶かしたこの不思議な水は、原始の海と同じような成分で、海水魚も淡水魚も飼育できる。マグロと同時にトラフグやヒラメ、クエなど、10種類以上の海水魚の養殖実験に山本准教授は取り組んでいる。◆その技術は養殖の未来を変えるかもしれない。砂漠をマグロが泳ぐ日は来るのか。番組は、アクシデントに見舞われながらも挫けることなく突き進む研究者の姿を描く。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
はやぶさから宇宙の学校

JAXA(宇宙航空研究開発機構)名誉教授の的川泰宣さんは1942年、広島県呉市生まれ。宇宙工学の専門家で、日本の約300のロケット打ち上げに関わってきた。奇跡とも言える運命をたどった小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトにもエンジニアとして関わり、大きな役割を果たした。◆的川さんは2005年、JAXAに宇宙教育センターを設立するにあたり、その必要性を何年も提案し続け、実現にこぎつけた。そしてJAXAを退職した2008年にNPO法人「子ども・宇宙・未来の会」を立ち上げ、全国に「宇宙の学校」を展開してきた。「宇宙の学校」は現在全国の39か所に設立され、多くのところで定員を大きく上回る親子が参加している。◆「宇宙の学校」の目的は、宇宙を題材にして子供たちの好奇心、冒険心、ものを作る匠の心を引き出すこと。それに加えて子供たちの未来の目標を見つける手伝いをし、独創性を育むことにも意を注ぐ。題材は宇宙だけでなく自然科学から広く選ばれるようになっている。的川さんはなぜ「宇宙の学校」に情熱を注いでいるのか、子供たちの未来に何を託しているのか、その思いに迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組