テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

学びEye! 高知発!鰹乃國の極旨ガツオ ~究極の鮮度に挑む男たち~

番組ID
207606
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2012年11月11日(日)06:00~06:30
時間(分)
27
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
高知放送(RKC)
製作者
高知放送(RKC)
制作社
高知放送(RKC)、RKCプロダクション、民間放送教育協会
出演者
ナレーション:土佐かつお
スタッフ
撮影:福田学、撮影:田所康、撮影:西山徹、編集:福田学、編集:田所康、編集:西山徹、MA:西岡清二、ディレクター:清水章志、プロデューサー:竹下誠一
概要
「カツオといえば久礼。久礼といえばカツオ」。とにかくカツオにこだわった町づくりを展開し、自らを「鰹乃國」と謳う高知県の中土佐町久礼。しかし、町は今、深刻な問題を抱えていた。カツオ漁の衰退だ。10数年前に20隻以上あったカツオ船が、今ではたったの7隻に…。このままでは「鰹乃國」が危ない。そこで町が考えた秘策は、やっぱりカツオ。町の看板であるカツオに、さらにこだわることだった。◆魚の付加価値を高め、魚価低迷を打開する作戦に出た町は、2012年春、すごいカツオを生み出した。その名は「ぴんぴ」。釣りたての鮮度にとことんこだわった“ピンピン”で“ピン”の品質を誇る新しいブランドだ。その味わいには、船の上で毎日釣りたてを食べている漁師が太鼓判を押し、お客さんからは大絶賛の声。どうしてそんなに新鮮なのか。そこには、国内最先端の鮮度保持技術と、ふるさとを思う人々の熱い思いがあった。極旨のカツオと「鰹乃國」の未来をかけた、男たちの挑戦を追う。

同じ年代の公開番組

IBC自然スペシャル 中洞牧場のしあわせな牛物語

岩手県岩泉町の「中洞牧場」は、北上山系の標高800メートル近い高地にある。牧場主の中洞正さんは、ここに入植した1984年から、昼も夜も一年を通じて広い山間の林に牛を放牧する「山地酪農」に取り組んできた。牛は牛舎につながれることなく自由に歩き回り、ミルクを絞ってもらうために朝夕2回、自ら山を降りてくる。牛が下草やクマザサを食べてくれるおかげで、人は林に入りやすく、間伐や伐採がしやすくなる。山地酪農は酪農と林業が一体となった経営だ。◆中洞さんは「牛が幸せでなければ、おいしい牛乳はできない」と言う。一貫して目指してきたのは、牛と自然が共存する酪農。しかし、日本の主流は規模拡大と大量生産、経済効率優先の酪農…。中洞さんの選んだ道は苦労の連続だった。それでも、信念を持って取り組み続ける中洞さんのもとへ、全国から多くの若者が山地酪農を学びにくるようになった。◆信頼できるビジネスパートナーを得て、中洞さんは牧場に新たな牛乳プラントを作った。さらに東京・六本木にカフェを出店。ソフトクリームなどの製品の販売も始めた。中洞牧場に集まったスタッフの中からは、ここで伴侶を得て、山地酪農を受け継いで独立したいという若者が出てきた。中洞さんは応援し、牛舎で手作りの結婚式が行われる。番組は、のびのびと生きる牛と人間の、幸せな牧場の物語を紹介する。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
RBCザ・ニューススペシャル みずほの日々 精神障害者とともに生きる

沖縄県那覇市の福祉作業所「就労支援センター・みずほ」。伊集滝美所長は精神障害者たちの生きづらさや苦労、楽しさ、喜びに日々寄り添っている。「みずほ」の人たちが繰り広げる毎日のドラマを見つめる。◆「みずほ」メンバーの直子さんは、よく気持ちが不安定になり、リストカットを繰り返す。痛々しい切り傷を見せられた伊集さんは「また切ったの?」などと軽くあしらうが、直子さんの不安が時として本格的な自殺願望に変わることもあり、目が離せない。死にたい気持ちに苛まれてどうしようもなかった時、夜中でも電話で話し合ったという2人の関わりは、重荷をともに背負う姿そのものである。◆由美さんは閉鎖病棟に10年も入院している。症状は安定しているが、地域の受け皿が無いために退院ができないという典型的な社会的入院だ。彼女が将来の退院を見据え、外の空気に少しずつ慣れようと「みずほ」に週2回通うことになった。「みずほ」では入院中の由美さんを事業所の利用者として登録できないので、行政からの支援は受け取れない。それでも伊集さんは「病棟暮らしを余儀なくされている人が、一人でも多く地域に出られれば」と受け入れを決めた。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組