テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

テレメンタリー2014 “3.11”を忘れない44 三陸カキ 真の復興に挑む

番組ID
208254
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2014年02月05日(水)01:56~02:26
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーondemand_video報道・時事
放送局
東日本放送(KHB)
製作者
東日本放送(KHB)
制作社
東日本放送(KHB)
出演者
ナレーション:鈴木砂羽
スタッフ
題字:千葉清藍、タイトル:村上大介、MA:井上滋、音響効果:片山由理、撮影:佐藤勇貴、撮影:須田義一、撮影:小泉聖二、撮影:山田清明、編集:阿部智之、取材:小原啓、取材:小林希、構成:小林希、プロデューサー:藤井尚弘、制作:加藤東興
概要
東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた三陸のカキ養殖。宮城県では全体の9割にも及ぶ、およそ1万2千台の養殖施設が失われた。この逆境から立ち上がり、新たな漁業の形に挑む男たちがいる。カキのネット通販会社を営む齋藤浩昭さん、そして宮城県内6つの浜、20人のカキ漁師たちだ。◆彼らが挑むのは、殻付きガキの生産販売。消費者のニーズが多様化し、国内で主流のむき身だけではなく、オイスターバーなどで食べられる殻付きガキの需要も広がっている。形や大きさが優れた殻付きガキは、高値で取り引きされている。◆漁師の高齢化や後継者不足など、さまざまな問題を抱えていた三陸のカキ業界。震災前よりも良い仕事や生活を送るためには、殻付きガキをより多く育てて販売するべきだと、彼らは世界でも有数のカキ生産国・フランスの養殖方法に取り組むことを決めた。手探り状態で始まった養殖。果たして、無事カキを育てて販売することができるのか。三陸カキ養殖の再起を図る男たちの姿を伝える。

同じ年代の公開番組

メ~テレドキュメント とむらい ~「英雄」の妻が見た国家~

中国で「民族の英雄」と呼ばれた元卓球チャンピオン・荘則棟。2013年2月、北京。彼の告別式は異様な雰囲気に包まれた。会場は病院の霊安室。周辺を公安警察が取り囲み、メディアの取材や一般の弔問は禁止された。当局はなぜ、荘の弔いを隠そうとしたのか。◆荘には妻がいる。佐々木敦子さん。旧満州生まれの日本人で27年前に荘と国際結婚した。敦子さんは荘が亡くなって数ヶ月、遺骨を手放せずにいた。「困難を共に越えてきたから二人でいたい」そんな気持ちの現われだ。◆1960年代前半、荘則棟は卓球の世界選手権で「男子シングル3連覇」という偉業を達成。建国から間もない中国で、国民に希望と自信を与えた。大会の後、荘は33歳の若さで大臣に抜擢される。ところが毛沢東の死後、権力を握っていた四人組が失脚。荘は四人組の追随者とみなされ、投獄された。◆釈放後、荘は敦子さんと出会って結婚するが、「四人組の追随者」という格印は消えなかった。敦子さんは荘が亡くなって初めて、その意味を知ることになる。敦子さんに訪れた試練、そして荘が残した言葉の意味の中に、現在の中国の「素顔」が垣間見える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
NNNドキュメント’14 津軽のミサオさん 笹餅、ときどき五・七・五

太宰治の出身地としても有名な青森県五所川原市金木町。この町に安くておいしいと評判の笹餅がある。それは、津軽地方に伝わるほどよい甘さの素朴な味。作っているのは87歳のおばあちゃん、桑田ミサオさん。朝3時に起きて笹餅を作り、自転車で朝市へ運ぶ。餅を包むのに欠かせない笹も、自分で山へ採りにいく。昔ながらの手順で作るため、作業は深夜にまでおよぶ。◆忙しい毎日だが、ミサオさんは日常で感じた思いを五・七・五の17文字にしたためている。「多忙にて 老いの実感 わきもせず」とは、自分のことを表現している句だ。作業の合間には、入院中の夫・喜代成さんに会いに行く。笹餅が好物で元気なころはよく食べた夫。しかしどんどん衰弱し、笹餅も食事も摂られなくなってしまう。◆ミサオさんは、東日本大震災で被災した岩手県の4つの高校に、無償で笹餅を贈っている。すると、高校から笑顔で笹餅を食べている生徒の写真が送られてきた。その笑顔をみるにつけ、自分で行って届けたいと思うようになる。そして2013年12月、岩手・高田高校へ自ら届けることに。生徒たちは笑顔で接してくれたが、苦しみはまだ続いていることを知る。◆2013年春、ミサオさんの最愛の夫が亡くなった。老いてなお、明るくたくましく生きる87歳の女性の日々を、ユーモアあふれる彼女の川柳とともに伝える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
テレメンタリー2014 「BLUE」 ~青森から世界への挑戦~

マイナースボーツと言われる男子新体操。この競技で青森大学の男子新体操部は日本の頂点に立ち続けている。6人がそろって行う演技は、見た人を魅了し、関係者は「一度見てもらえれば、感動させる自信はある」と語る。しかし、サッカーや野球のようにプロの世界がなく、全国の頂点に立ち続けても卒業後の選択肢が多くはない。青森大学4年生の菊池正源主将も卒業後の進路に不安を抱えていた。パフォーマーとして活躍する夢の実現のため、不安定な生活を選ぶか、それとも諦めて就職するか…。◆そんな中、青森大学男子新体操部は、世界各国からパフォーマーが集まるドイツのエンターテイメントショーに招待される。部員たちは1ヵ月で33公演を行い、地元・欧州の観客から拍手喝采を浴びた。また国内では新たに一流のプロ演出家による舞台「BLUE」公演に挑戦する。パフォーマーへの意識を一層強くした菊池さんは、世界的なパフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のオーディションを受けることを決断。就職を諦め、夢への挑戦を続けることを選ぶ。


directions_bikeスポーツcinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組