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テレビ番組

39年間の空白 ~拉致事件 認定・未認定の狭間で~

番組ID
208367
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放送日時
2013年05月25日(土)15:00~15:55
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
NST新潟総合テレビ
製作者
NST新潟総合テレビ
制作社
NST新潟総合テレビ
出演者
ナレーション:横内美紗
スタッフ
撮影:韮澤由紀夫、撮影:高橋直文、撮影:手塚顕、撮影:小師智彦、撮影:竹内清貴、MA:佐藤誠二、CG:白澤彩、編集:韮澤由紀夫、構成:石井彰、ディレクター:村山裕太、プロデューサー:酒井昌彦
概要
2002年10月の拉致被害者5人の帰国後、更なる被害者救出は実現せず、拉致事件の全体像についても明らかになっていない。拉致被害者の蓮池薫さんや元外交官、政治家などへの取材をもとに、拉致問題解決への道を模索する。◆1974年2月、佐渡島で突然姿を消した大澤孝司さん(当時27歳)。北朝鮮に拉致された疑いがある特定失踪者の1人だ。兄の昭一さんは佐渡市の拉致被害者である曽我ひとみさんの帰国をきっかけに、「弟も拉致されたのではないか」という思いを抱くようになった。日本政府が認定する拉致被害者は全国で17人。その一方、孝司さんのように拉致された疑いがある特定失踪者は数百人にのぼる。孝司さんの家族や友人たちは救出に向けた署名活動を行い、また拉致被害者としての政府認定を求め、約10年間にわたって活動を続けてきた。
受賞歴
日本放送文化大賞(第9回グランプリ候補)

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シリーズ輝石の詩 誰のものでもない ~日本最古の近代的慈善団体“感恩講”の足跡~

米国の外交評論誌「フォーリン・アフェアーズ」に、ジョンズ・ホプキンス大学のレスター・M・サラモン教授が寄せた「福祉国家の衰退と非営利団体の台頭」という論文の中には、「日本においても慈善活動は(中略)感恩講という近代的慈善組織が、すでに1829年に設立されている。これは米国で慈善活動が始まるほぼ一世紀前の話である」という、注目すべき一文がある。◆米国でカーネギーやロックフェラーなどが財団を設立し、慈善活動を始めたのが1911年。その80年以上も前、まだ江戸時代の日本・秋田で近代的な慈善活動が行われていたことは、サラモン教授にとって大きな驚きだったようだ。◆創始者・那波三郎右衛門祐生は、どのような経緯で社会福祉NGOの原点ともいえる“感恩講”を立ち上げたのか。番組では、研究者や関係者のインタビューをはじめ、平福百穂が描いた「感恩講図巻」や、明治に発行された「感恩講誌」などを紐解きながら、感恩講の現在に至るまでの軌跡を紹介していく。シリーズ輝石の詩8。


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