テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

和わかやま 岡本玲の五感で感じる高野山の旅

番組ID
208517
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2013年10月14日(月)19:00~19:29
時間(分)
29
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養music_note音楽
放送局
テレビ和歌山(WTV)
製作者
テレビ和歌山(WTV)
制作社
テレビ和歌山(WTV)
出演者
スタッフ
制作:辻田昌司、構成:辻田昌司、演出:辻田昌司
概要
和歌山の「和」は、和みの「和」。平安時代はじめの816年、高野山は弘法大師空海によって開かれた。真言密教の聖地として今も多くの信仰を集める高野山は、信仰の対象としてだけではなく、人々を引きつけて心を穏やかにさせる魅力を持っている。番組では、和歌山県出身の女優・岡本玲が、開創1200年を控えた日本仏教の聖地・高野山を訊ねる。そして「和み」をテーマに、「文化」「食」そして人気の「癒しスポット」などを紹介。また、2013年9月15日に高野熊野の魅力を発信するために行われた「世界遺産・高野熊野夢舞台」コンサートから、ギタリスト・押尾コータローが高野山壇上伽藍の特設ステージで行った幻想的なアコーステック・ライブの模様も伝える。

同じ年代の公開番組

WATCH ~真相に迫る~ 移植がつないだ命 ~少女はなぜ海を渡ったのか?~

広島県廿日市市に住む菊地咲帆ちゃん。2012年3月、2歳の時に、50万人に1人という心臓の難病を発症した。両親は1億円以上の募金を集め、アメリ力へ渡り、咲帆ちゃんの心臓移植を行った。移植は、閉ざされかけた未来を家族に取り戻してくれた。帰国後、両親は「国内の移植医療の普及のために出来る限りのことをしていきたい」と決意を述べた。そこには言葉の壁や莫大な費用など、海外で移植することの大変さを痛感した両親の思いが込められていた。◆咲帆ちゃんの海外での移植をサポートした荒波嘉男さん。およそ30年前に日本で肝臓移植を待っていた最愛の長女を失って以来、国内での移植医療の普及が一番の目標だ。荒波さんは言う「死生観などの違いはあるかもしれない。しかし今、日本の移植医療の発展のために必要なのは移植に興味を持ってもらうことだ」と。◆臓器移植の裾野が少しずつ拡大している一方、小児の心臓移植は国内でいまだ2例(2013年放送当時)しかない。その厳しい現状を生み出しているのが、こどもの臓器を提供することへの抵抗感だ。その現状に抗うかのように11歳の息子の臓器を提供した夫婦もいる。決断に隠された夫婦の思いとは…。番組では移植医療の現状を浮き彫りにし、普及への糸ロを探る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
島に生きる ~小呂島 たった一人の一年生~

人口約200人の小さな離島、福岡市西区「小呂島(おろのしま)」。大都市・福岡市の一部でありながら、本土から船で1時間かかり、玄界灘に浮かぶこの島の存在は、福岡市民にもあまり知られていない。小呂島には、唯一の学校・小呂小中学校がある。児童生徒数は合わせて12人。そんな小さな学校に、たった一人の新入生が入学した。島唯一の小学1年生、北川颯くんだ。◆少人数の学校ながら、運動会には全島民が集まるなど、総は強い。地域の繋がりが希薄になった現代社会の中で「島みんなが家族」の愛情を一身に受け、颯くんは成長していく。しかし、島での教育は本土の子どもたちに比べ、どうしても弊害が多い。水泳学習では島にプールがないため、普段漁港の片隅を使って海水で授業を行う。冬場になると、物資を運ぶ船が時化の影響で欠航することが多くなり、給食の食材が届かないことも珍しくない。◆そして学校に限らず、島で最も不便さを強いられるのが医療だ。小呂島には、駐在する医師がいない。月に一度、本土の病院から医師が診療にやってくる。そんな環境で生活してきた颯くんには「お医者さんになる」という夢がある。颯くんが5歳の頃、1つ年下の島の女の子が病気で亡くなった。それ以来、颯くんは医師になりたいと話すようになったという。◆一方で小呂島の高齢化率は、県全体の22.4%より低い19.7%。他の離島と比べてもその低さは際立っていて、島の自慢だ。島民の絆が強いのはもちろんだが、豊富な水産資源がある漁業で、若者の働き場所が確保されているというのも大きい。しかし今、この島で漁獲高が下落しているという。さらに魚価の低迷、燃料費の高騰で、漁師である颯くんの父も不安を感じはじめている。「このまま手をこまねいている訳にはいかない」島の若手たちが島興しに力を入れ始めた。◆番組では、島に初めて赴任してきた重祐平先生にもスポットをあてる。颯くんの担任として多くの思い出を作ってきたが、終業式と同時に離任が決まり、涙の別れで島を離れた。颯くんが経験した出会いと別れ、そして成長を見つめ、小呂島の1年を描く。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ほっとネットとうほく 海と祭りと俺たちと

東日本大震災から1年9ヶ月。宮城の被災地に二度目の冬がやってきた。大切な人を失い、慣れ親しんだ風景が失われる中、故郷にとどまり、そこで暮らし続ける人々。冬の沿岸地域で“祭り”に携わる人々の群像劇に迫るとともに、失われゆく伝統とそれを守り続けようとする人々の姿を通し、「地域とは」「故郷とは」を問いかける。◆東松島市宮戸月浜で「えんずのわり」を守る小学生たち。「えんずのわり」とは「意地の悪い」を指す方言。かつて半農半漁であったこの地で、農作物を荒らす意地の悪い鳥を追い出す鳥追い行事として、200年以上行われてきた。参加するのは小学生、中学生の男子。6日間、極寒の中で「おこもり」と呼ばれる子どもたちだけの共同生活を送り、しきたりや上下関係、生活の技術を身につけ、自立した社会の一員となる。◆次に、震災で失われた山車の復活にかける石巻市雄勝町名振の「おめつき」を紹介。「おめつき」とは「思いつき」が語源とされ、即興寸劇をやることから名づけられた。時事問題を題材に住民が面白おかしく寸劇を演じ、皆の笑いを取り、山車が町内を練り歩く。この地に残って祭りを敢行する人々、そして離れてしまったけれども祭りの山車を再建するために奮闘する名振出身の大工の冬を追う。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組