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テレビ番組

地球時代〔3〕 不安な食糧

番組ID
208856
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放送日時
1977年01月24日(月)09:30~10:00
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
テレビ東京
製作者
放送番組センター
制作社
放送番組センター、岩波映画製作所
出演者
ナレーター:岩尾展宏
スタッフ
演出:渡辺洋、調査:金重義宏、撮影:関晴夫、撮影:大竹昭栄、録音:鈴村和彦、テーマ音楽:石井真木、ネガ整理:藤成要一、プロデューサー:安東元久、プロデューサー:田村勝志
概要
エネルギー資源、食糧、人口、海洋など、一国では扱いきれない問題が国際的に議論され始めた“地球時代”に、それぞれの問題に日本がどのように対処しているかを探り、その課題について考えるシリーズ。(1977年1月10日~4月4日放送、全13回)◆第3回は、食料問題について。日本人の食生活と切っても切れない関係にある「お米」。コメの自給率は100%とされるが、国民一人当たりの消費量が減少する中、政府は過剰米対策に悩まされている。一方、小麦を原料とするパンや麺類の消費は増えているが、日本の小麦の自給率はわずか4%。そして味噌や醤油、豆腐や納豆の原料である大豆も、ほとんどを輸入に頼る状況である。牛乳やバターなどは自給率が高いとはいえ、輸入飼料の価格変動に翻弄され、酪農家たちは経営的に厳しい状況におかれている。番組では、やがてくるであろう世界的規模の食糧危機を前に、我が国の食糧事情を検証する。

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