テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

縛られた鉄路 ―JR北海道を覆う闇―

番組ID
209152
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2014年05月26日(月)01:56~02:51
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)
出演者
ナレーション:村井裕子
スタッフ
撮影:岩崎光二、音声:大内孝哉、編集:田屋純、EED:白木秀和、MIX:本間伸博、音響効果:高橋伸哉、ディレクター:森創一郎、ディレクター:眞鍋康志、プロデューサー:渡辺圭一
概要
国鉄の歴史が終わりJR北海道が誕生して27年余り。なぜ今JR北海道に信じがたい事故やトラブルが噴出しているのか。北海道各地に伸びる鉄路は約2500キロ。その7割が赤字路線である。過疎化による利用客減少や雪対策など、経営は慢性的な苦境続きだ。現役社員らは「安全を確保するための予算も人員も十分ではない」と証言する。◆そして、JR北海道を悩ませ続ける問題がある。人事にまで影響を及ぼすとされる労働組合の存在だ。複数の組合が職場で対立。ある組合員は「時に“癒着”とも言える労使関係があり、社内の混乱を招いている」と取材に答えた。◆さらなる取材の結果、29年前に開かれた「国鉄再建監理委員会」の録音テープを入手。テープには、一切表に出ることがなかった北海道の鉄路を巡る委員たちの生々しいやり取りが記録されていた。◆なぜ数々の問題は長年にわたり放置され、複雑に絡み合っていったのか。番組は、複雑に絡み合う「縛られた鉄路」の実態を浮かび上がらせていく。
受賞歴
日本放送文化大賞(第10回グランプリ候補)

同じ年代の公開番組

どさんこドキュメント2014 みる・みる・みらいスペシャル 笑顔で生きよう ことばで寄り添う「赤ひげ先生」

人口2千7百人の北海道・南富良野町。幾寅という小さな地区で10年前に開業した「けん三のことば館クリニック」が舞台。内科・小児科・心療内科の医師・下田憲さん(67歳)は、地域医療を支えてきた功績が認められ、2014年春「全国赤ひげ大賞」を受賞した。その診療方法は、患者に時間をかけて向き合い、寄り添う言葉をかけ、ひとりの人間として関わっていくことに徹している。◆1日50人にも及ぶ予約患者の多くは、すがる思いで下田さんのもとを訪ね、心と体をゆだねている。病院での診察だけでなく、地域の福祉施設への往診も行い、過疎地域の乏しい医療を日々支え続けている。その思いの原点には、医師に成り立ての頃の“後悔”があった。◆番組では、下田さんの日々の診療だけでなく、患者の日常生活、研修に訪れた若い医師なども取材。この地域だけでなく、北海道が抱えるであろう医療の現状を描き、北海道の未来に向けて何が必要かを問いかける。STV・ニュース情報番組「どさんこワイド179」の特別編。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組