テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

NNNドキュメント’14 津軽のミサオさん 笹餅、ときどき五・七・五

番組ID
209173
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2014年06月23日(月)03:15~03:45
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
青森放送(RAB)
製作者
青森放送(RAB)
制作社
青森放送(RAB)
出演者
ナレーター:玉川砂記子
スタッフ
撮影:藤林国仁、音声:脇坂幸司、AP:小山田文泰、タイトル:柿崎馨太、ミキサー:浜口崇、音響効果:北條玄隆、ディレクター:對馬敬、プロデューサー:橋本康成
概要
太宰治の出身地としても有名な青森県五所川原市金木町。この町に安くておいしいと評判の笹餅がある。それは、津軽地方に伝わるほどよい甘さの素朴な味。作っているのは87歳のおばあちゃん、桑田ミサオさん。朝3時に起きて笹餅を作り、自転車で朝市へ運ぶ。餅を包むのに欠かせない笹も、自分で山へ採りにいく。昔ながらの手順で作るため、作業は深夜にまでおよぶ。◆忙しい毎日だが、ミサオさんは日常で感じた思いを五・七・五の17文字にしたためている。「多忙にて 老いの実感 わきもせず」とは、自分のことを表現している句だ。作業の合間には、入院中の夫・喜代成さんに会いに行く。笹餅が好物で元気なころはよく食べた夫。しかしどんどん衰弱し、笹餅も食事も摂られなくなってしまう。◆ミサオさんは、東日本大震災で被災した岩手県の4つの高校に、無償で笹餅を贈っている。すると、高校から笑顔で笹餅を食べている生徒の写真が送られてきた。その笑顔をみるにつけ、自分で行って届けたいと思うようになる。そして2013年12月、岩手・高田高校へ自ら届けることに。生徒たちは笑顔で接してくれたが、苦しみはまだ続いていることを知る。◆2013年春、ミサオさんの最愛の夫が亡くなった。老いてなお、明るくたくましく生きる87歳の女性の日々を、ユーモアあふれる彼女の川柳とともに伝える。

同じ年代の公開番組

日曜劇場 ルーズヴェルト・ゲーム〔3〕

予期せぬ不況の波と同業他社との抜きつ抜かれつの激しい攻防戦で、倒産寸前に追い込まれた中堅精密機器メーカー・青島製作所。会社を守り抜くため、男たちは奇跡の逆転劇“ルーズヴェルト・ゲーム”を巻き起こせるのか。決して諦めないサラリーマンたちに贈る、逆転に次ぐ逆転の物語。原作:池井戸潤。(2014年4月27日~6月22日放送、全9回)◆第3話。イツワ電器から実用新案権の侵害で提訴された青島製作所。細川(唐沢寿明)はイツワの狙いが訴訟に勝つことではなく、訴訟の風評によって青島の信用を失墜させる事だったと気付く。しかし時すでに遅く、訴訟問題を知った取引先から注文のキャンセルが相次ぎ、青島は窮地に追い込まれる。細川は訴訟問題の早期打開策は和解しかないと助言され、和解交渉の道を探るが、200億円の賠償金を払わなければ和解には応じないとイツワ側から突っぱねられてしまう。そこで細川は専務の笹井(江口洋介)から経団連の上田副会長(森本毅郎)に働きかけ、イツワと裏で通じているジャパニクスの諸田社長(香川照之)にあえて和解交渉の仲裁役を務めさせるよう仕向ける。一方、野球部員たちの熱意により野球部への入部に心を動かしつつあった沖原(工藤阿須加)は、大規模なリストラ敢行により解雇の対象者にされていた。そんな矢先、ピッチャーの萬田(馬場徹)に異変が起こる。


recent_actorsドラマtvテレビ番組
中京テレビ開局45周年記念ドラマ マザーズ

養子とは知らずに育った少年が、自分の出自を知るなかで産みの母や育ての母たちの本当の思いを知り、成長してゆく物語。中京テレビが取材制作し、数々の賞を受賞した特別養子縁組がテーマのドキュメンタリー番組をもとにドラマ化した作品。◆両親の愛情に包まれ、お人好しでフツーな19歳に成長した浪人生・山瀬健太(中村蒼)は、ある日突然、自分が養子であることを知ってしまう。実の親と信じて疑いもしなかった父母とは血のつながりがなかった…。健太は自分の出自と産みの母のことを知りたいと、特別養子縁組の仲介をおこなったNPO「スマイルベビー」を訪れる。そこは、様々な深刻な事情を抱えた妊婦たちが身を寄せる駆け込み寺的な場所だった。どうしても赤ちゃんを育てられない妊婦たちは、出産後すぐに「スマイルベビー」代表、奥田貴子(室井滋)の仲介で特別養子縁組を行い、養父母に実子として託す。特別養子縁組は、子供のための制度。「ひとりでも多くの赤ちゃんの命を救いたい!幸せな人生を送らせてあげたい!」と日々奔走する貴子は、明るく豪快。全てを包み込む包容力の持ち主であるとともに、自らも悩みながら養女を育てるシングルマザーだ。健太の出自を全て知る彼女に促されるまま、しばらく「スマイルベビー」で過ごすことになった健太は、貴子や妊婦たちとふれ合うなかで、産みの母、育ての母への新たな思いが芽生える。そして、健太は“産みの母との再会”を果たすことができるのか。


recent_actorsドラマtvテレビ番組
日本!食紀行 殿様が愛したスイーツ ~城下町 松江は和菓子とともに~

和菓子が根付く城下町、島根県松江市。市内にはおよそ20の和菓子店があり、スーパーマーケットにも老舗和菓子店が出店している。和菓子のある光景は、松江ではごく当たり前。敷居が高いと思われがちな和菓子の文化が、人々の日常にしっかりと入り込んでいるのだ。◆松江に和菓子が根付いたのには、松江藩7代藩主、松平治郷(不昧公)が深く関わっている。江戸時代後期の大名茶人として知られる不昧公は、和菓子に強いこだわりがあった。そして、不昧公が好んだ3つの和菓子(若草・菜種の里・山川)は、松江を代表する三大銘菓となっている。◆不昧公以来、200年。松江では茶の時間を大切にする文化がしっかりと根付いている。毎日の出勤前に和菓子とお茶という一般家庭や、休憩時間にみんなで和菓子とお茶を嗜む会社もある。和菓子職人たちも皆に喜んでもらおうと試行錯誤し、味も見た目も趣向を凝らした菓子を作っている。番組では、松江の人々に欠かせないお和菓子文化を、老舗和菓子店の職人の仕事ぶりや美しい和菓子の数々を通して見つめる。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組