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テレビ番組

スペシャルドラマ 月に行く舟

番組ID
209374
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放送日時
2014年10月04日(土)14:00~15:24
時間(分)
71
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
CBCテレビ
製作者
CBCテレビ
制作社
CBCテレビ、国際放映
出演者
スタッフ
作:北川悦吏子、音楽:富貴晴美、プロデューサー:堀場正仁、プロデューサー:大谷佐代、プロデューサー:櫻井美恵子、撮影:佐多賀剛、照明:関根謙一、録音:関根光晶、VE:瀬尾幸夫、技術デスク:堀江明宏、記録:奥平治美、編集:富永孝、EED:上杉真悟、MA:下田弘司、効果:田中稔、ポスプロ:岩嶋亜美、美術:黒田享大、装飾:早坂英明、衣装:ヤマダタカノブ、ヘアメイク:飯浦亜由美、ヘアメイク:近藤成仁、美術進行:森川一雄、協力プロデューサー:藤田裕之、タイトル:橋田誠一、宣伝:真岡哲海、宣伝:神尾純子、宣伝:須原健太郎、スチール:大澤健二、助監督:吉野晴亮、助監督:山内健嗣、助監督:高橋大武、制作担当:榊田茂樹、制作主任:西千鶴、制作進行:重田勝鋭、プロデューサー補:深澤知、演出:堀場正仁
概要
小さな町の小さな駅。幾つもの列車が過ぎてもなおホームに佇む、透明な瞳の美しい女。女は男と出会い、列車を待つ間の短い時間の恋が始まる。北川悦吏子脚本の「月」シリーズ三部作の第2作。平成26年度文化庁芸術祭参加作品。◆岐阜の山間の小さな駅に佇む一人の女・水沢理生(和久井映見)。電車が行ってしまってもホームのべンチに座り続けていた。その駅にやってきた一人の男・篠崎涼太(谷原章介)。彼はこの町に住む大御所作家・佐々波慶太郎(橋爪功)からエッセイの原稿を受け取り、東京へ帰るところだ。涼太は駅舎で居合わせた理生に声をかけ、そして彼女が白杖をついていることを知る。そして涼太の置き忘れに理生が気付き、二人は電車に乗りそびれ、一緒にもう一本待つことになる。理生は「電車に乗りたいのではなく、ここである人を待っている」と意外な告白をする。
受賞歴
ギャラクシー賞(第52回奨励賞)

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イチスペ! 帰ってきたかりんとう

東日本大震災から3年。宮城県女川町は町の中心部を津波に流されるなど、震災で壊滅的な被害を受けた。震災前、女川町には全国から注文が相次ぐ、人気のかりんとう工場があった。障害者が働く作業所「きらら女川」。2011年3月には作業場を増設することになっていた。そして3月11日。工場の引越しを終えた後、津波に襲われて仲間2人が犠牲となった。◆経営者の阿部雄悦さんは廃業も考えたが、ガレキの中から奇跡的に大事なミキサーが見つかったため、工場の再建を決意した。しかし再建の場は、宮城から800キロ離れた鳥取県伯耆町。「きらら女川」の立ち上げに協力した同志・松原千晶さんの故郷だ。震災から3か月後、かりんとう工場は鳥取で再スタートした。◆しかし2人の目標は、あくまで宮城県女川町での工塲再建。そしてついに震災から2年4か月を経て、女川町にかりんとう工場が帰って来た。今では16人の障害者が働いている。阿部さんの代わりに、松原さんが宮城で働くこととなった。鳥取には阿部さんにしかできない仕事が多くあり、鳥取を離れられないからだ。◆鳥取県に残った、宮城県出身の阿部さん。被災地で働く、鳥取から来た松原さん。ふるさとを離れた2人の活動により、鳥取、宮城、両県に障害者の働く場が生まれた。震災から3年、阿部さんはふるさと宮城で開かれた追悼式に出席した。この時に初めて、阿部さんはカメラの前で本当の思いを語った。


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