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テレビ番組

おばあちゃんの台所スペシャル 目指せ漬物日本一!きくみひふみ再挑戦

番組ID
209468
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放送日時
2015年02月22日(日)12:30~13:00
時間(分)
27
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーgroups芸能・バラエティー
放送局
テレビせとうち(TSC)
製作者
テレビせとうち(TSC)
制作社
テレビせとうち(TSC)
出演者
スタッフ
撮影:井上慎一、撮影:浅野高志、撮影:遠藤美穂、美術:松原真紀、美術:広藤裕子、編集:原直毅、ディレクター:浅井批文、プロデューサー:江草明彦
概要
漬物名人と呼ばれる岡山県吉備中央町の武村菊美さんと、テレビせとうちの浅井批文アナウンサー。年の差57歳のコンビ・きくみひふみが、オリジナル漬物の日本一を決める全国大会「T-1グランプリ」に再度挑戦する姿を追う。◆武村さんは漬物歴65年。前回のT-1大会には、岡山県産の野菜や果物を使った「鉄砲漬け」で浅井アナと出場。予選の西日本大会で伝統部門賞を受賞したものの、全国大会出場は逃した。番組は、大会への再挑戦を決めた春先から2人の漬物作りに密着。2人は試行錯誤の末、新作「きくみひふみの夢漬もち」を開発する。「甘いあん餅を食べた後に漬物が欲しくなる」というひらめきから考案されたお漬物だ。スティック状のユズ漬物をソウメンナンキンの漬物入りあん餅でくるみ、さらに大葉で巻く。2人は倉敷市で行われた中四国ブロック大会に出場。武村さんは大会前に自宅で転倒、腰の骨を折ってしまう。しかし車いすで臨みながらも、審査員の前でプレゼンテーションをこなした。果たして「きくみひふみの夢漬もち」の審査結果は…。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第63回放送と公共性優秀)

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津軽のミサオさん 笹餅、ときどき五・七・五

太宰治の出身地としても有名な青森県五所川原市金木町。この町に安くておいしい笹餅がある。ほどよい甘さと素朴な味が、地元の人たちに人気だ。津軽地方に伝わるこの笹餅を作っているのは、88歳の桑田ミサオさん。朝3時に起きて笹餅を作り、自転車で朝市へ運ぶ。餅を包むのに欠かせない笹も、自分で山へ採りにいく。昔ながらの手順で作るため、作業は深夜にまでおよぶ。◆「多忙にて 老いの実感 わきもせず」。ミサオさんは日常で感じた事を五・七・五の17文字にしたためる。作業の合間には、入院中の夫・喜代成さんに会いに行く。喜代成さんはミサオさんの作る笹餅が大好きだが、次第に衰弱して、笹餅も食事も摂られなくなっていく。◆ミサオさんは東日本大震災で被災した岩手県の4つの高校に、無償で笹餅を贈っている。すると高校から笑顔で笹餅を食べている生徒の写真が送られてきた。その笑顔をみるにつけ、自分で行って届けたいと思うようになった。そして、2013年12月に岩手・高田高校へ。生徒たちは笑顔で接してくれたが、苦しみはまだ続いていることを知る。◆2014年の春。最愛の夫が亡くなった。死というものを身近に感じたミサオさんは、津軽に伝わる笹餅をなくさないようにと、後継者の育成に力を注いでいる。老いてなお、明るくたくましく生きる88歳の女性の日々を、ユーモアあふれる川柳とともに綴る。


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