テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

買い物の楽しさ、届けます ~徳島発 移動スーパーの挑戦~

番組ID
209495
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2014年05月31日(土)15:00~15:55
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
四国放送(JRT)
製作者
四国放送(JRT)
制作社
四国放送(JRT)
出演者
ナレーター:宗我部英久
スタッフ
撮影:冨増健一、撮影:杉田信也、撮影:太田幸助、題字:井上景玄、車両:小山晃史、CG:田井肇、ミキサー:阿部光博、編集:芝田和寿、ディレクター:芝田和寿、プロデューサー:吉田乙彦
概要
大型スーパーの進出や人口の減少で近所の商店がなくなり、住民は毎日の買い物に困っていた。それが「買い物弱者」と呼ばれる人たち。多くは車や自転車に乗れないお年寄りだ。農林水産省の調査によると、買い物弱者は全国で6百万人、徳島県内でも7万人いるといわれ、人口の一割近くを占めている。◆そこに注目した全国初のビジネスモデルが徳島で生まれた。それが移動スーパー「とくし丸」だ。週に2日、軽トラックに生鮮食品や日用雑貨を積み込んで、住宅地を巡回販売する。とくし丸事業の利点は「買い物弱者の支援」に加え、「地元スーパーの売り上げ増」「販売員という新たな仕事の創出」「コミュニティの再生に役立つ」というところだ。◆この社会貢献型事業の検証のため、2012年2月から徳島市の7千世帯を対象に2台の移動販売車が試験投入された。その後も台数を増やし、現在は9台が徳島市周辺を巡回中だ。移動スーパー「とくし丸」は新たなビジネスモデルとして根付くのか、2年間の成果と可能性を見つめた。

同じ年代の公開番組

仮面ライダードライブ〔1〕 俺の時間はなぜ止まったのか

警視庁特状課に所属する泊進ノ介は、捜査の過程で出会った人工知能を持つベルト・ドライブドライバーとシフトカーとともに、人類の滅亡を目論む謎の人工生命体ロイミュードと戦いを繰り広げる。平成仮面ライダーシリーズ第16作。原作:石ノ森章太郎。(2014年10月5日~2015年9月27日放送、全48回)◆第1回。人類の滅亡を目論む謎の人工生命体ロイミュードは、周囲のあらゆるものの動きを鈍くするグローバルフリーズを引き起こした。これにより多くの人々が犠牲になったが、警視庁の刑事・泊進ノ介(竹内涼真)もその影響で同僚に重傷を負わせてしまう。その後、怪奇事件専門の部署、特状課に左遷された進ノ介は、意気消沈し、自堕落な日々を過ごしていた。ある日、進ノ介は特状課課長の本願寺純(片岡鶴太郎)の命令で怪奇事件の捜査に参加することになり、捜査のため車に乗り込むと、どこからともなく声が聞こえ、勝手にベルトが装着されてしまう。外すこともできず、仕方なくベルトを着けたまま捜査をしているとロイミュードに遭遇。襲われている人がかつて傷つけてしまった同僚に重なり、なんとしても救いたいと願った進ノ介は、ベルトに導かれ、仮面ライダードライブに変身する。


recent_actorsドラマcrib幼児・子供tvテレビ番組
季節の海“RAUSU”

日本の北東端、北海道・知床半島。季節によって全く違った表情を見せる世界自然遺産・知床「羅臼の海」を約1年に渡って取材したドキュメンタリー。地球でただ一つの海“RAUSU”の四季を、俳優・吉岡秀隆の語りで静かに見つめる。◆春…流氷がアザラシをのせて沖へと去り、コンブが鮮やかな萌黄色の若芽を出す。やがて体長2mを超えるイカが、袋状の卵をひきずって深海から浮上する。一部始終を撮影するのは、関勝則さん。20年近く前、イカの子育てを初めて目撃した。当時、イカは生みっ放しでケアはしないと考えられていたので、その発見は衝撃的だった。◆夏…羅臼の海は「野生の命」で溢れかえる。シャチが水面をジャンプ。南半球からやってきたマッコウクジラが高々と潮を噴き上げる。陸地からマッコウクジラが泳ぐ姿を観察できるのは、世界でも羅臼だけだ。空を見上げれば、タスマニアから飛来したミズナギドリの大群で黒く染まっている。動物たちはこの海が豊かな餌場であることを知っているのだ。◆秋…海の中も実りの季節を迎え、様々な魚が群れをなして押し寄せる。ほかでは例のないホタテの「潜水漁」も始まる。ボンベを担ぎ、生け簀を抱えた漁師たちが一枚一枚拾っていく。冬が近づくと、羅臼の海では不思議な現象が起きる。サンマやイワシなど回遊魚の大量の死骸が、稀に浜辺に打ち上がる。研究者は「死滅回遊」と呼ぶ。海の中で一休何が起きているのか。謎を解き明かすため、研究者チームが水中用のロボットカメラを潜航させ、世界初の調査に乗り出した。◆冬…流氷が海一面を白く覆った。氷の中に所々鮮やかな緑色が見える。植物プランクトンだ。春になって流氷が溶けるとこのプランクトンも海に放たれ、孵化した幼魚たちの糧となる。春に多くの魚が孵化する理由はそこにある。流氷が大陸から運んでくる豊富なプランクトンは、ここに独自の生態系を生んだ。そして季節の移り変わりが、その命を育てていく。


cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養tvテレビ番組
日本!食紀行 癒されるうどん 鳴ちゅる

徳島県鳴門市には、郷土料理として昔から愛されているディープな「うどん」がある。それは「鳴ちゅるうどん」(なるちゅるうどん)。その独特の存在感が人気を呼び、県内はもとより全国的な広がりをみせようとしている。徳島県には「徳島ラーメン」、またお隣の香川県には「讃岐うどん」という、横綱級の麺文化があるにもかかわらずだ…。◆「鳴ちゅるうどん」の最大の特徴は「コシがないこと」。麺の太さは不ぞろい。ねじれていて、良く言えば手作り感満載、悪く言えば素人が作ったような「ブサイク麺」だ。讃岐うどんのようにシュッとエッジの利いた「イケ麺」とは対極にある。ダシは関西風の薄味、具材はお揚げとネギがメインと、これも実にそっけない。◆しかしこの“ちゅるちゅる食べる鳴門のうどん”は、寒い時はもちろん、夏バテや二日酔いでも「ちゅるっ」といけて、お腹にも優しい。一度食べればまた無性に食べたくなる、不思議な郷土料理なのだ。昼時ともなれば、お店は麺とダシをちゅるちゅるすすりながら、満面の笑みを浮かべるお客でいっぱい。鳴ちゅるは別名「癒しのうどん」とも呼ばれる。◆番組では、癒しの郷土食を愛する人々と、その魅力を広めようと汗を流す人たちに密着。飽食の時代にあっても人々を立ち返らせる「もうひとつのうどん文化」に学ぶ。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組