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テレビ番組

日曜劇場 流星ワゴン〔1〕

番組ID
209733
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放送日時
2015年01月18日(日)21:00~22:48
時間(分)
93
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
TBSテレビ
製作者
TBSテレビ
制作社
TBSテレビ
出演者
スタッフ
原作:重松清、主題歌:サザンオールスターズ、音楽:千住明、脚本:八津弘幸、撮影監督:淺野太郎、美術プロデューサー:大西孝紀、デザイン:大西孝紀、撮影:橋本智司、撮影:中野啓、映像:下山剛司、照明:鋤野雅彦、音声:松尾亮介、編集:朝原正志、編集:尚宝、CG:小嶋一徹、タイトル:井田久美子、選曲:御園雅也、音響効果:田久保貴昭、MA:飯塚大樹、音楽コーディネーター:溝口大悟、音楽コーディネーター:久世烈、美術制作:やすもとたかのぶ、装置:秋山雷太、操作:高根英樹、装飾:佐々木等、衣装:中村さよこ、衣装:長田久美、ヘアメイク:藤井裕子、ヘアメイク:松田麻由子、脚本協力:松田沙也、指導:岩崎善毅、特殊メイク:飯田文江、ことば指導:日笠圭、編成:辻有一、宣伝:川鍋昌彦、宣伝:酒井美沙樹、宣伝:中本真理子、HP:佐藤英子、スチール:大竹晶之、演出補:棚澤孝義、演出補:田中健太、制作担当:露崎裕之、制作進行:山野寛道、制作主任:須田浩代、制作主任:石渡大樹、プロデューサー補:佐々木雅之、記録:増田文、プロデューサー:伊與田英徳、プロデューサー:川嶋龍太郎、演出:福澤克雄
概要
絶望の淵に追い込まれ、「もう死んでもいい」とさえ感じていた一雄。そんな時、目の前に停まった不思議なワゴンカーに乗車する。ワゴンが向かうのは、一雄の人生にとって大切な分岐点だ。やがて、決して分かり合えないと思っていた父親・忠雄が同い歳の姿で現れる。後悔の人生をやり直すためのドライブが始まった。原作:重松清。(2015年1月18日~3月22日放送、全10回)◆第1話。永田一雄(西島秀俊)はこの半年間のうちに、会社をリストラされ、妻・美代子(井川遥)から離婚を切り出された。家には家庭内暴力が止まらない息子・広樹(横山幸汰)がいる。そんな一雄の心には、さらに末期癌の父・忠雄(香川照之)との確執が存在した。強かった忠雄とは、最後の最後まで向き合えないままだった。「なんで、こうなったんだ…」家を出て行ってしまった妻を、壊れた一人息子を、そして憎むべき父親の死を目前にして、一雄は一人、自問自答を繰り返す。そんな思いで駅前のベンチに座っていた一雄の前に、ワインカラーのワゴンが突如現れる。運転するのは、5年前に亡くなっているはずの橋本義明(吉岡秀隆)。同乗している息子・健太(高木星来)も、同じく亡くなっているはずだ。吸い寄せられるように車に乗り込んだ一雄は、過去の大切な場所を巡るうちに、妻や息子とうまくいかなくなったきっかけを知ることになる。生々しい現実を前に、動揺し苛立つ一雄。そして“1年前の”上野駅前に戻った一雄の目に、鮮明に記憶に残る光景が再び映った。若い男と歩く妻の美代子だ。狼狽する一雄の前に、今度は自分と同じ歳の父・忠雄が現れ、促されるままに行動を共にすることになる。忌み嫌っていたはずの父親が、現実の親子でも、友人でもなく、家族同然の大事な親友、「朋輩(ほうばい)」として隣にいる。それがきっかけで、一雄は気付かなかった多くのことが見え始める。

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絶望の淵に追い込まれ、「もう死んでもいい」とさえ感じていた一雄。そんな時、目の前に停まった不思議なワゴンカーに乗車する。ワゴンが向かうのは、一雄の人生にとって大切な分岐点だ。やがて、決して分かり合えないと思っていた父親・忠雄が同い歳の姿で現れる。後悔の人生をやり直すためのドライブが始まった。原作:重松清。(2015年1月18日~3月22日放送、全10回)◆第5話。ワゴンが蓼科峠で停まった。橋本(吉岡秀隆)は息子の健太(高木星来)をワゴンに残し、一雄(西島秀俊)と忠雄(香川照之)を峠のとある一角へ案内する。そこは、橋本と健太が命を落とした事故の現場だった。橋本は、一雄と忠雄の関係がうらやましいとこぼす。互いに本音でぶつかり合う、親友のような永田親子。一方、橋本は健太に対して、傷つけるのでは、嫌われるのではと、いつもどこか怯えてしまい、強くぶつかることができない。その理由を、橋本ははじめて2人に明かす。広い世界を知らないまま、あまりに幼くして死んでしまった不憫な健太を、せめて成仏させてやりたいと橋本は言う。その頃、健太はこっそりワゴンを抜け出していた。すぐに忠雄が見つけ追いつくが、健太は激しく抵抗する。成仏すれば、大好きな母親のことを忘れてしまう。もう一度、一目でいいから母親に会って、悲しませたことを謝りたい。そしてずっと自分のことを忘れないでと伝えたい…それが健太がこの世に残している未練だった。母親に会いに行こうと必死に走る健太。そんな健太の思いの強さを知り、忠雄は健太とともにバスに飛び乗る。あわてて追いかけてきた一雄も合流し、3人は健太の母親を探しはじめる。


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