テレビ番組
みらいへの約束 ~東日本大震災から5年 被災文化財を救え~
番組ID
210176
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
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放送日時
2016年03月05日(土)13:00~13:54
時間(分)
46
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
IBC岩手放送
製作者
IBC岩手放送
制作社
IBC岩手放送
出演者
ナレーション:村松文代
スタッフ
題字:杉本吉武、タイトル:村井未佳、タイトル:佐々木梨沙、MA:関本芳紀、撮影:佐々木久、撮影:種田郁夫、撮影:高橋孝夫、撮影:相澤雄仁、撮影:福田実、撮影:千葉貴秋、撮影:佐藤浩昭、音声:安藤敬之、音声:高橋岳、取材:藤井節男、ディレクター:角掛勝志、プロデューサー:堀米道太郎
概要
東日本大震災から5年。被災した文化財の修復作業を取材し、地域の宝を取り戻して、未来へのバトンをつなぐ人々の情熱と困難を描く。◆岩手県立博物館の横に建つプレハブの建物は「仮設陸前高田市立博物館被災文化財等保存修復施設」。ここでは世界の文化財の歴史の中で、かつてない試みが続けられている。海水を被った文化財を再び水洗し、保存修復する作業だ。陣頭指揮をとるのは博物館の首席学芸員・赤沼英男さん。震災発生後、赤沼さんは被災地の博物館を訪れ、その状態のひどさに打ちのめされた。「救出は出来たが、その資料を震災前の状態に戻すのは不可能だと思った」。ヘドロや土砂に埋もれた資料は、それが文化財なのか、がれきなのか、見分けがつかない状態。陸前高田市では、博物館や図書館などが所蔵する文化財およそ56万点が被災した。なかには日本で最大の隕石落下の記録や、藩政時代の100冊におよぶ古文書「吉田家文書」もあった。「海水に浸かった文化財再生は、国内のみならず国際的にも未経験。方法論が無い」。地域の記憶を取り戻す挑戦がゼロから始まった。
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