テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

ガラスの中の夢たち 自然クリエイター 天野尚が遺したもの

番組ID
210308
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2015年12月30日(水)10:00~10:55
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
新潟放送(BSN)
製作者
新潟放送(BSN)
制作社
新潟放送(BSN)
出演者
ナレーション:船尾佳代
スタッフ
撮影:青柳勝美、撮影:本多実、プロデューサー:内藤亜沙美、プロデューサー:櫻井雅也、制作:宮腰尊史
概要
新潟市出身の写真家で水景クリエイターの天野尚。2015年8月に亡くなるまで、様々な活動を通して人々に自然環境を守ることの大切さを訴え続けてきた。BSNでは7年間にわたり天野さんを取材し、大判カメラを使った佐渡の原生林撮影や、ポルトガル・リスボン海洋水族館での巨大水槽づくりの様子を紹介してきた。夢を追い続けてきた天野尚の人生をたどるとともに、彼が作品を通して伝え続けるメッセージを届ける。

同じ年代の公開番組

ダイドードリンコスペシャル 奇祭 米川の水かぶり ~口伝800年 守り続けられてきた伝統行事~

宮城県北部の登米市東和町。地区の男たちが裸になり、腰と肩にわらで作った「しめなわ」を巻き「あたま」と「わっか」を頭から被り、足にわらじを履く。顔には火の神様の印であるかまどの煤を塗り、神様の使いに化身して町を練り歩く。そして男たちは家々の前に用意された水を屋根にかけ、町中の火伏せをする。町人は男たちの後ろを追いながら、わら装束のわらを抜き取り、屋根に上げ、自宅の火伏せのお守りとする。およそ800年前から米川地区に伝わる「米川水かぶり」だ。◆男たちがこの行事の身支度をする場所「水かぶりの宿」として、代々この行事を守ってきたのが菅原家。人口の減少やわらじ作りの職人の高齢化など、様々な問題を抱えながらも、火伏せの行事を伝え守ってきた。番組では菅原さんの役割を通じて、この行事の本質を伝える。また、行事に参加できるのが五日町地区の住民や出身者に限られているという事で、参加した中学生の兄弟、そして他の地区から五日町にお婿さんに来た人を取り上げ、この伝統行事を後世に伝え残そうという想いを伝える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
超絶景!超感動!世界 本当にある超体験ツアー

アクティブシニアの海外旅行は、観光型から体験型へと変化している。世界で実際に催行されている、本当に行くことの出来る2つの体験型ツアーを紹介する。◆まずは「北極の大地 ポーラーベア(シロクマ)とオーロラに出会う旅」。シロクマは北極圏に生息する世界最大の肉食動物で、10月下旬から11月上旬にかけて大好物のアザラシの住む北極へ向かうため、カナダのハドソン湾岸、チャーチルに集まる。そのシロクマに出会うツアーに参加。観察用の特殊バスで、野生のシロクマに超接近。観察用のデッキでは40~50センチの至近距離でシロクマと遭遇した。超絶景のオーロラや、犬ぞりの超体験もある。◆後半は「虹の楽園ミクロネシア マンタに出会う旅」。ミクロネシアは東西2500キロの海域に607の島々が点在する。ここでのアクティビティは何と言ってもダイビング。1年を通じマンタに会える確率70%という透明度60メートルの「マンタロード」でマンタと遭遇。さらに、神秘の水上遺跡ナンマドール遺跡へカヌーで繰り出し、ミステリー気分を満喫する。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
爆心地から世界へ ~被爆70年・継承~

長崎原爆被爆者、谷口稜曄さんの「赤い背中」。谷ロさんは16歳の時に爆心地から1.8kmで被爆した。入院中の1年9カ月間うつ伏せで過ごし、胸は褥瘡で腐れ落ちた。終戦後、自殺も考えるほど差別に苦しんだ。しかし原爆の犠牲となった数多の人々の無念の声が死を思いとどまらせ、生きる道を選んだ。米国立公文書館には、被爆当時病院で背中の治療を受ける谷口さんの記録映像が残る。赤く焼け爛れた背中は被爆の実相を「生々しく」伝える。◆2015年4月、谷口さんはNY国連本部で開催されたNPT核拡散防止条約再検討会議に合わせ、病を押して「これが最後」との思いで渡米、現地のNGO集会で核廃絶を訴えた。NY市立大学での被爆体験講話では、現地学生から「原爆を落としたアメリカに賠償を求める考えはないのか」と訊かれ、谷口さんは「米国に謝罪や賠償を求める考えはない。むしろ戦争を起こした日本政府に償いを求める。私は核兵器を無くすために米国に来た」と答え、喝来を浴びた。◆戦後70年、被爆地・長崎の象徴といわれる被爆者は、恩讐を越え「核なき世界」を強く訴えかける。番組では、その思いを次代につなぐ被爆3世の女子高校生の国連欧州本部訪問に同行。谷ロさんの帰国後の被爆体験講話等も継続取材した。そして「戦争の真実」「核兵器をめぐる日米の意識の違い」「原爆開発・投下に至った経緯」「高齢化する被爆者の現状」も踏まえ、核抑止力に代わる「未来の抑止力」の可能性に迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組