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テレビ番組

YTSスペシャル 希望の一滴 希少難病に光!ここまできた遺伝子治療

番組ID
211221
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放送日時
2016年08月08日(月)19:00~19:54
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
山形テレビ(YTS)
製作者
山形テレビ(YTS)
制作社
山形テレビ(YTS)、シオプロ
出演者
スタッフ
撮影:岡崎英治、撮影:篠崎順一、撮影:渡部雅之、音声:土田満、音声:武田圭介、MA:大出典夫、音響効果:山崎夏穂、編集:齊藤正、編集:松浦健二、CG:濱道慶佑、ディレクター:稲塚秀孝、プロデューサー:庄司勉
概要
運動機能を司る神経伝達物質。これを作り出す酵素が生まれつき生成できない小児神経難病「AADC欠損症」は、取材を開始した2007年当時、国内でわずか3人だけだった。この難病に苦しむ兄妹の日常生活、患者家族の思い、医師たちの献身的な取り組みを9年にわたって追った。有効な治療法が見つからない中、2015年夏、一筋の光が差し込む。それは遺伝子治療である。日本国内で遺伝子治療が始まったのは1995年。長年停滞していた遺伝子治療だが、副作用の恐れが少ない遺伝子治療薬ベクターの開発により、手術後、患者兄妹の運動機能に劇的な変化が起き始める。寝たきりだった兄妹は車いすに一人で座れるようになり、妹は補助具を使って歩行訓練を開始するまでに回復する。兄妹の運動機能が回復していく映像は、神経難病の専門医や研究者からも注目されている。
受賞歴
日本放送文化大賞(第13回準グランプリ)

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映像’16 よみがえる科学者 ―水戸巌と3.11―

30年以上前から3.11福島第一原子力発電所の事故を予見していたのか、「原発事故が起きればその地域は住めなくなる」と、危険性を住民に訴え続けた科学者がいた。その人物は東大原子核研究所出身の原子核物理学者・水戸巌(1933~1986)。反原発科学者の草分けとして知られる水戸は、原発建設が全国で始まる以前から、商業用原子炉の危険性について科学的見地から指摘し続けた。◆元漁師の桜井治さんは福島県浪江町で被災し、東日本大震災の発生から5年たった今も仮設住宅で暮らす。桜井さんは水戸とともに福島第一原発の海域でホッキ貝を調査した。「水戸さんの警告に耳を傾けていれば…」と悔やむ。水戸は住民から頼まれれば手弁当でどこにでも出かけた。原発発祥の地、茨城県東海村で起こされた東海第二原発訴訟。建設中止を求める住民に寄り添い、災害時のシミュレーションを独自に行った水戸は、法廷に立ち、原発の安全神話を唱える国に反論した。◆しかし水戸は、旧ソ連のチェルノブイリ事故が起きた1986年の暮れ、厳冬の剣岳で息子たちとともに命を落とす。悲しみにくれていた妻・喜世子さんは、東日本大震災の福島原発事故をきっかけに、水戸が残した警告を伝えようと立ち上げる。戦後まもなくアメリカが提唱した「原子力の平和利用」の名の下に原発政策を推進した日本。水戸巌は何を思い、ひとりの科学者としてどう生きようとしていたのか、足跡を追った。


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