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テレビ番組

ドキュメント広島 ピカドン先生、生きる

番組ID
212044
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放送日時
2019年05月27日(月)01:01~01:30
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
広島ホームテレビ(HOME)
製作者
広島ホームテレビ(HOME)
制作社
広島ホームテレビ(HOME)
出演者
ナレーション:坪山奏子
スタッフ
撮影:吉田真智、撮影:永金春充、撮影:豊増剛、編集:豊増剛、CG:西村裕美、MA:前田陽一、MA:植田靖央、ディレクター:立川直樹、プロデューサー:上重三四郎
概要
昭和、平成と核廃絶を訴えてきた被爆者の坪井直(すなお)さんは、令和元年(2019)5月5日、ついに94歳の誕生日を迎えた。しかし今年は、恒例の誕生会は開かれなかった。坪井さんは昭和20年(1945)8月6日、20歳の時に被爆。奇跡的に回復した後に教員となり、“ピカドン先生”と名乗って、生徒に被爆体験を語ってきた。現在、原爆症による極度の貧血のため輸血に頼っていて、ほとんど外出ができない。自らの言葉で語れる機会が少なくなった坪井さんが、取材に応じてくれた。「わしはあすにも死ぬるかもしれん」。そんな状況でも、坪井さんは長年の冗談を口にする。久しぶりの事務所には、安否を気遣う教え子が待っていた。令和という新たな時代を迎える今、坪井さんは何を伝えようとしているのか。そしてその原動力は。教え子との絆とともに、今もなお“ピカドン先生”であり続ける坪井さんの、懸命に生きる姿を追った。

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