テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

NNNドキュメント’17 “土”は流された 北海道・台風被害の爪痕

番組ID
212088
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2017年05月29日(月)01:00~01:30
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
札幌テレビ放送(STV)
製作者
札幌テレビ放送(STV)
制作社
札幌テレビ放送(STV)
出演者
ナレーター:槇大輔
スタッフ
撮影:吉田篤司、撮影:北村安理、撮影:岩渕磨、音声:金山誠、音声:堀内晃二、編集:本間みなみ、AD:梶野恵未、ミキサー:浜口崇、音響効果:番匠祐司、ディレクター:遊佐真己子、プロデューサー:山内康次
概要
去年(2016年)夏、4つの台風が上陸・接近した北海道では農業に大きな被害が出た。南富良野町の大居政則さんは、ニンジン・じゃがいもなどを順番に植える「輪作」で肥沃な土壌を育んできた。しかし、畑近くを流れる川が氾濫し、土と農作物の半分以上を奪われた。被災地を訪れた安倍首相は「なりわいの復旧に力を入れる」と強調したが、代々受け継いできた土を取り戻すには5年以上かかる見込みだ。土を流された農家の苦悩と今なお復興にもがく被災地の姿を追う。
受賞歴
ギャラクシー賞(第55回報道活動部門奨励賞)

同じ年代の公開番組

NNNドキュメント’17 ビンの中のお父さん 被爆者調査“真の狙い”

三重県在住の坂牧幸子さんは1歳の時、長崎で家族と共に被爆。24年後に父親が亡くなった際、原爆傷害調査委員会(通称ABCC)に父親の遺体を引き渡した。ABCCはアメリカが“被爆者の健康調査”を目的に広島と長崎に設置した機関で、父の臓器の“献体”を求められた坂牧さんは、「被爆者を救うことになる」と感じて父の臓器を手渡した。ABCCの取材を続けると、被爆者の遺体だけでなく、若い被爆者や被爆者が生んだ赤ん坊の調査も行っていたことが判明。調査研究の名のもとに、被爆者は徹底的に調査されたのだ。あの研究は被爆者のためになったのか。坂牧さんは真実を確かめるため行動を起こした。そして長崎に今も被爆者の臓器が保管されている事実を突き止めた。「二度と会えないと思っていた父に会えるのなら、もう一度だけ会いたい」。長崎を訪れた坂牧さんがそこで見たものは、ビンの中で静かに眠っていた5千を超える被爆者の臓器。その中に父親の臓器もあった。姿を変えた父親は彼女に何を語るのか。現代にもつながる核の脅威と、そこに翻弄された人々と国を追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組