テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

シリーズ輝石の詩 郷土を彫る 版画家・勝平得之の遺した秋田

番組ID
212124
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2018年03月31日(土)16:00~16:55
時間(分)
47
ジャンル
school教育・教養
放送局
秋田朝日放送(AAB)
製作者
秋田朝日放送(AAB)
制作社
秋田朝日放送(AAB)、東北映像
出演者
語り:加藤瑠美子、語り:山崎栄、聞き手:山崎宗雄
スタッフ
撮影:進藤祐作、撮影:町田研、音声:町田貞利、照明:長谷部力、ディレクター:進藤祐作、プロデューサー:山崎宗雄、プロデューサー:佐藤宣明
概要
版画家・勝平得之(かつひらとくし)は、「秋田風俗十態」「米作四題」など、秋田の懐かしい風景を大判の木版画に刻んだ。亡くなって間もなく半世紀だが、その素朴で温かな作品は、今でも多くのファンを魅了し続けている。得之は1904年(明治37)に寡黙な紙漉き職人の息子として生まれた。独学で版画を学び、自画・自刻・自刷の彩色技を完成させ、独特の彩色版画の世界を生み出した。建築家ブルーノ・タウトや彫刻家の木村五郎などとの出会いや、木版画家として評価されるまでの人生とその作品を、研究者や遺族の証言でつづる。また、得之の曾孫で若手版画家の伊藤由美子さん(盛岡市在住)の木版画・銅版画・水彩を組み合わせた新しい表現をする創作活動にも密着。現代に承継された得之のDNAを追う。◆AAB開局25周年記念特別番組

同じ年代の公開番組

結(ゆい)… 人がつなぐある地方の日々

富山県南砺市の小さな集落に101歳のおばあさんと82歳の息子・鐡太郎さんが暮らしている。鐡太郎さんは退職を機に高齢の母の元に1人戻ってきた。2人が暮らす集落が一番賑やかになるのは、日本全国から子や孫たちが集まってくる春祭り。鐡太郎さんは子供たちに獅子舞を教え、山菜を採り、準備を進めていた。鐡太郎さんが願うのは、地域の支えとなっているこの祭りが続くことである。一方、砺波市の郊外に暮らすのは母の介護を終え、25年ぶりに美容院をオープンさせた宮越さん(70歳)。地域に支えられ、母は幸せな最期を迎えられたと感謝する宮越さんは、店の一角に地域の人が気軽に集まれるサロンのようなスペースを作り、地域の「つながり」を支えていた。そんな2つの地域で活動しているのが移動販売車「とくし丸」。単なる移動販売だけではなく、高齢者医療に力を入れる医師と連携することで高齢者を支えるネットワークを作り上げている。高齢化、人口減少が進み、「地域」が失われていく中、人と人の「つながり」を守り、地域を支えようとする活動を追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組