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テレビ番組

われら一族 地主八代

番組ID
212145
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放送日時
1969年05月11日(日)
時間(分)
25
ジャンル
school教育・教養
放送局
新潟放送(BSN)
製作者
新潟放送(BSN)
制作社
新潟放送(BSN)
出演者
ナレーター:芥川隆行
スタッフ
構成:田代和孝、制作:田代和孝
概要
都市化が急速に進行している今日、失われている「ふるさと」に視点を向け、その社会の長い歴史とともに培われてきた「一族」を通じて、民衆のエネルギーや根強い生活への息吹を掘り起こすドキュメンタリー。放送番組センター協賛番組。◆米どころ越後平野を中心とした新潟地方には、かつて様々な大地主が存在した。なかでも、横越村沢海の伊藤家はその規模の大きさからも全国的に名が知られている。地主八代目の伊藤文吉さんは、美しい緑と水があれば人間は悪人にはなれず、それが生活には必要不可欠であると説く。戦後の農地解放で田畑のほとんどを手放した伊藤家であったが、新潟県内に所有する8か所の山林では、雪のある間に文吉さん自ら山を回り、地元の人と鍋をつついて心の触れ合いを持つことを忘れない。文吉さんとアメリカ人のお嫁さんとの馴れ初め、そして新潟での生活を中心に、昭和21年(1946)に北方文化博物館として再出発した伊藤家の立派な建物の様子も映す。

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都市化が急速に進行している今日、失われている「ふるさと」に視点を向け、その社会の長い歴史とともに培われてきた「一族」を通じて、民衆のエネルギーや根強い生活への息吹を掘り起こすドキュメンタリー。放送番組センター協賛番組。◆舞台は九州第一の都市、福岡市。発展目まぐるしいこの都市に、数年前からひっそりと焼芋屋が増えていた。彼らが岡山県北部の農村から出稼ぎにきている集団であることに気づいている人はまだ少ない。この30人の焼芋部隊の1日を追う。◆焼芋部隊の朝は早く、人々がまだ寝静まっている頃から準備を始める。この部隊には九大卒業の学士も散見される。彼らは一様に大きな夢を抱え、自ら志願してこの部隊に参加しているのである。朝7時、部隊が出発する。彼らはそれぞれにルートを持っており、稼ぎ場所である団地や新興住宅街を練り歩く。多い人で1日70kmを歩くこともあるという。午後1時、芋がなくなった販売員は本部へ補給を要請。補給を終えた販売員は休むことなく、また歩きはじめていくのであった。午後11時、ようやく第1陣が本部に帰還。出発してから既に16時間経過しているが、働けば働くほど稼ぐことが出来るため、皆こぞって長時間労働に勤しむのであった。結局、最後の1人が帰還したのは午前0時を回っていた。こうして焼芋部隊の長い1日が終わり、数時間後にはまた新しい一日の始まりを迎えるのであった。


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