テレビ番組
トンネル事故はなぜ起きた 笹子遺族の5年とインフラ老朽化対策
番組ID
212164
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放送日時
2017年12月30日(土)17:30~18:24
時間(分)
46
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
テレビ山梨(UTY)
製作者
テレビ山梨(UTY)
制作社
テレビ山梨(UTY)
出演者
スタッフ
撮影:平田祐基、撮影:渡辺篤、撮影:樋口弘昭、CG:古屋利恵子、CG:龍川登司雄、MA:石井勇人、音響効果:片野正美、取材:志村竜司、取材:大村篤、ディレクター:中込信行、デスク:斉藤佳也、プロデューサー:水石和仁、プロデューサー:田中勝也
概要
2012年12月2日に起きた中央道・笹子トンネルの天井板崩落事故では、9人が犠牲となり、若い命も失われた。走行中の車が約138メートルにもわたるコンクリートの板に押しつぶされた前代未聞の事故。建設から35年が経ち老朽化していたという。事故の原因は何なのか、そしてその責任は誰にあるのか。突然、最愛の家族を失い「日常から非日常へと突き落された」という遺族は、晴れることのない気持ちを抱え、問い続けている。番組では、トンネルを管理する中日本高速道路と役員を相手に裁判で戦った遺族の思いと、遺族が求めている法人の刑事責任を問える特別法の制定にもスポットをあて、将来に向けた重大事故の防止策を考える。また、中日本高速道路が事故後に開設した社員研修施設を通して、再発防止策や事故の教訓をどのように生かそうとしているかを探るほか、この事故によりクローズアップされた道路や橋、トンネルなど社会インフラが抱えるメンテナンスの問題も考える。事故は全国の自治体のインフラ点検と整備を見直すきっかけとなったものの、そこには技術者不足や膨れ上がる費用など新たな課題も浮上している。事故から5年が過ぎ、遺族の思いに寄り添いながら事故の残した教訓を伝える。