テレビ番組
ytvドキュメント ギャンブル依存 行きつく先は刑務所か、墓場か。
番組ID
212209
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放送日時
2017年10月07日(土)01:58~02:56
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV)
製作者
讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV)
制作社
讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV)
出演者
ナレーション:三浦隆志
スタッフ
概要
「俺は『金』『家族』『健康』『社会的信用』を失った」一つ一つ紙に書きつけ、大声で叫ぶ男たち。失ったものの多さを自覚することからプログラムは始まる。奈良にある民間の回復施設「セレニティパークジャパン」。年代も職業も幅広い約30人の依存症者が金銭や生活に制限のある寮生活を送り、心理プログラムを受けながら社会復帰を目指している。2016年2月に入所した原さん(43歳)。高校卒業後、東京都交通局に就職したが、パチンコ好きが趣味の枠を超え、借金を重ね、恐喝で逮捕。職を失い、22歳の時に自己破産した。それでもやめられず、再び借金は400万まで膨らみ依存症と診断された。4年前に女性専門施設「ぬじゅみ」(横浜市)の門をたたいたAさん。専業主婦となった30歳の頃から子育てのストレス等を理由にパチスロにのめり込んだ。夫の給料をつぎ込みマイホームを手離すまでに至り離婚。その後生活保護となっても止められずヤミ金にも手を出し、気が付けば詐欺の犯罪に加担。負ければ腹いせに息子に虐待を繰り返した。施設に入っても再発を繰り返しているが、この1年は施設の仲間の支えでなんとか踏みとどまっている。一方、入所して1年が過ぎた原さんは20年以上苦しめてきた母への罪悪感が募っていた。関東に住む母の下へ赴き初めて謝罪した。しかしその帰り、音と光に誘われ一瞬だがパチンコ店に入ってしまい、「打ちたい」と呟いた。再発の不安は常につきまとう。政府はカジノ導入を機に依存症対策を行う姿勢を見せているが、どれだけ実効性のある策を打てるか不透明だ。誰もが陥る可能性があり、一度陥れば中々抜け出せず、家族や周囲を否が応なしに巻き込んでいくギャンブル依存症の現実を伝える。