テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

一片のいのち ~かまぼこ板に絵を描く人たち~

番組ID
212239
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2009年03月28日(土)10:30~11:25
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
南海放送(RNB)
製作者
南海放送(RNB)
制作社
南海放送(RNB)
出演者
ナレーション:津野まさい
スタッフ
ディレクター:伊東英朗、プロデューサー:大西康司
概要
食べた後のかまぼこ板に「絵を描いてみよう」と思う人が日本中にいる。一枚一枚の板には、描き手の思いもかけない命の物語があった。◆愛媛県大洲市で理容店を営む菊池禧江さんと夫の守芳さん。菊池理容店は、散髪する人もしない人も集まる地域のコミュニティーセンターだ。菊池さんの元気の源は、かまぼこ板に絵を描くこと。子どもを2人亡くした悲しみも、大きな病も、かまぼこ板に向かってる時は忘れられると言う。それが、かまぼこ板の絵の不思議な魅力である。そんな魅力に取りつかれた人が全国各地にたくさんいる。愛媛県西予市城川町にある小さな美術館は、かまぼこ板の描き手の聖地で、全国かまぼこ板の絵展覧会には毎年1万点以上の作品が集まる。その絵を見ようと、5ケ月の期間中に全国から3万人が押し寄せる。かまぼこ板展の魅力は、応募したかまぼこ板は全て展示されるということ。かまぼこ板の絵を生きがいにする理容店の夫婦、阪神大震災の時、かまぼこ板で人生を変えた女性、ホスピスで故郷を描き続けた男性、大好きなおばあちゃんの思い出を描いた福島県の桃農家を取材し、かまぼこ板が起こした心の奇跡を描く。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第57回エンターテインメント番組優秀)

同じ年代の公開番組