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テレビ番組

われら一族 やきいも大作戦

番組ID
212783
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放送日時
1969年04月20日(日)
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
RKB毎日放送
製作者
RKB毎日放送
制作社
RKB毎日放送
出演者
ナレーター:芥川隆行
スタッフ
音楽:太田幸雄、構成:井田敏、撮影:木村光徳、編集:芥川親雄、照明:木下剛一、音声:富永英明、タイトル:豊増秀男、担当:熊本誠
概要
都市化が急速に進行している今日、失われている「ふるさと」に視点を向け、その社会の長い歴史とともに培われてきた「一族」を通じて、民衆のエネルギーや根強い生活への息吹を掘り起こすドキュメンタリー。放送番組センター協賛番組。◆舞台は九州第一の都市、福岡市。発展目まぐるしいこの都市に、数年前からひっそりと焼芋屋が増えていた。彼らが岡山県北部の農村から出稼ぎにきている集団であることに気づいている人はまだ少ない。この30人の焼芋部隊の1日を追う。◆焼芋部隊の朝は早く、人々がまだ寝静まっている頃から準備を始める。この部隊には九大卒業の学士も散見される。彼らは一様に大きな夢を抱え、自ら志願してこの部隊に参加しているのである。朝7時、部隊が出発する。彼らはそれぞれにルートを持っており、稼ぎ場所である団地や新興住宅街を練り歩く。多い人で1日70kmを歩くこともあるという。午後1時、芋がなくなった販売員は本部へ補給を要請。補給を終えた販売員は休むことなく、また歩きはじめていくのであった。午後11時、ようやく第1陣が本部に帰還。出発してから既に16時間経過しているが、働けば働くほど稼ぐことが出来るため、皆こぞって長時間労働に勤しむのであった。結局、最後の1人が帰還したのは午前0時を回っていた。こうして焼芋部隊の長い1日が終わり、数時間後にはまた新しい一日の始まりを迎えるのであった。

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都市化が急速に進行している今日、失われている「ふるさと」に視点を向け、その社会の長い歴史とともに培われてきた「一族」を通じて、民衆のエネルギーや根強い生活への息吹を掘り起こすドキュメンタリー。放送番組センター協賛番組。◆日本海に突き出た能登半島に位置する輪島市。ここに「平家にあらずんば人にあらず」で知られ、壇ノ浦の戦いで敗れて能登の国に流された平時忠(たいらのときただ)の子孫と伝えられている時国家(ときくにけ)がある。本家を上(かみ)時国家、分家を下(しも)時国家という。上時国家の屋敷は、御前の間を中心に、丸にアゲハ蝶の平家の家紋があしらわれているほか、武具や調度品類もかつて隆盛を誇った平家の雰囲気を今に残している。分家である下時国家の屋敷も、京風の書院造りに農家建築を取り入れた貴重な建物である。時国家は家事倹約を家訓とし、質素を旨とした。しかし、この屋敷は質素とはいえ、歴代、村の山廻り役や塩吟味役を務めた豪農の暮らしぶりを今に伝えている。2つの家の当主の暮らしや、広大な屋敷の維持管理に苦労する姿など、現代で伝統を守るための様々な課題を描く。


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