テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

生きつづける

番組ID
212868
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2017年08月30日(水)15:55~16:50
時間(分)
51
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
沖縄テレビ放送(OTV)
製作者
沖縄テレビ放送(OTV)
制作社
沖縄テレビ放送(OTV)
出演者
ナレーション:加藤登紀子
スタッフ
題字:大城里美、技術:比嘉高山、映像技術:宮良貴史、美術:宮里樹、音楽:白川ミナ、演奏:くによしさちこ、録音:上江洲安浩、MA:高田学、構成:山里孫存、制作統括:我那覇健、ディレクター:原義和、撮影:原義和、プロデューサー:松田牧人
概要
當間光江さんは、沖縄を代表する押し花作家である。2017年2月、糸満市にある南部病院の緩和ケア病棟に入った。乳がんと診断された時には、すでにステージ4まで進行しており、骨や肺などにも転移していたため、抗がん剤などの化学療法はあきらめざるを得ない状態だった。緩和ケア病棟は、治療を目的とするのではなく、苦痛をできる限り緩和しながら残された人生の時間を豊かに生きるための場所である。光江さんは医療ケアを受けながら、作品作りを行い、残された時を過ごしている。光江さんは息苦しさと闘いながら、死を意識することが避けられない厳しい道のりだからこそ、命の尊さをより濃密に感じる、とカメラに語る。緩和ケア病棟で患者や家族、医療スタッフらが共に歩む姿を見つめ、生きつづけることの意味を考える、命の物語。

同じ年代の公開番組

ラップで廃校阻止! 北星余市高・生徒会長の激闘486日

北海道・余市町にある「北星学園余市高校」。30年近くにわたり、高校中退者や不登校の生徒を全国から受け入れている。しかし「生徒減少を理由に高校の廃校を検討中」と新聞が報じた。理事会が提示した高校存続の条件は、来春の新入生が70人を上回ること。校長は、廃校阻止の手立てに苦悩し、生徒会長・小林毘鞍(びあん)さんにある依頼をした。メッセージ性の強い自作ラップで人気者の毘鞍さんに、母校をテーマにした新作ラップの制作を託したのだ。完成した曲は「始まりはゼロ」。校長や教師、生徒たちの胸に、学校を守りたいとの強い思いが広がった。ラップが大きな反響を呼ぶなか、毘鞍さんのアルバイト先での飲酒が発覚し、生徒会長でありながら最後の学園祭に参加ができなくなった。生徒会メンバーから厳しい言葉が飛び、毘鞍さんは涙を見せ、意外な言葉を漏らした。そして3月の卒業式、仲間と学校への感謝を込め、高校生活最後のラップを熱唱。新しい春を迎えた北星余市高校の門を、何人の新入生たちがくぐるのか。輝きと苦悩に満ちた生徒会長の486日を見つめた。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組