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テレビ番組

KNBふるさとスペシャル イタイイタイ病 記者たちが見た50年

番組ID
213414
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放送日時
2018年05月06日(日)16:30~17:25
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
北日本放送(KNB)
製作者
北日本放送(KNB)
制作社
北日本放送(KNB)
出演者
ナレーション:湯浅真由美
スタッフ
撮影:松本仁志、撮影:西川正一郎、撮影:羽柴泉、撮影:村下幸生、題字:藤原瞳、CG:平井麻美子、音響効果:片野正美、MA:中木輝一、制作統括:河原哲志、編集:平島健一、取材:数家直樹、構成:数家直樹
概要
イタイイタイ病は1968年5月8日に全国初の公害病に認定された。2018年で認定から50年、被害住民が原因企業を相手取り提訴してからも50年の節目を迎える。当時を知る関係者が少なくなり、風化の問題に直面する一方、今も新たな患者が出て痛みに苦しんでいる状況にある。初めてこの公害病を「イタイイタイ病」として新聞が報じたのが1955年。しかし、その後約10年間、ほとんど報道しなかったと反省を口にする元記者。「公害のデパート」と化した当時の富山県の隠蔽体質を語る元記者。判決確定後、カドミウム原因説を否定する「まき返し」の構図を目の当たりにした元記者。被害者不在の理不尽な対応で問題を放置する国や県に、黙っておれず取材を続ける元記者。それぞれの時代に現場を取材し、記事にしてきた記者自身の生々しい言葉で振り返り、イタイイタイ病という公害病が生まれた背景や最初の患者発生から100年以上が経った今も問題が続く現状とその理由を検証する。

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