テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

ザ・ドキュメンタリー 焼きたてパンをもう一度 ~西日本豪雨から8カ月~

番組ID
213538
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2019年03月21日(木)15:30~16:00
時間(分)
27
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
テレビせとうち(TSC)
製作者
テレビせとうち(TSC)
制作社
テレビせとうち(TSC)
出演者
ナレーション:MEGUMI
スタッフ
制作:近藤宏香、構成:有信由美子、音楽:横倉晃司、撮影:宮本太、撮影:松井一也、撮影:浅野高志
概要
2019年7月6日、記録的な大雨が西日本各地を襲った。14の府と県で237人が亡くなった平成最悪の水害。中でも岡山県倉敷市真備町の被害は甚大だった。2万3000人の住民を守る堤防が決壊し、押し寄せた水は町の3割を飲み込んだ。末曾有の水害が奪っていった命、家、思い出。その多くの失われたものの一つが、「つながり」だった。誰もが途方に暮れる中、真っ先に立ち上がったのは、町のパン屋さんだった。店舗兼自宅が全壊し、商売はおろか、家族の生活もままならない中、オーナーの戸澤実さんは再建を決意する。きっかけは、SNSに届いたメッセージだった。町との結びつきを初めて目にした戸澤さんは、自らもつながりを求め、前に進み出した。店の再建の先に新たな真備町を見つめる戸澤さんを通し、復興へ歩む被災地の心のつながりを描いた8カ月の記録である。

同じ年代の公開番組

テレメンタリー2019 “3.11”を忘れない78 前を向く ~宮城産ホヤ 風評被害に負けない~

宮城県が日本一の水揚げを誇るホヤ。東日本大震災前、水揚げの約7割が韓国に輸出されていた。しかし、福島第一原発の事故後、韓国は放射能による汚染への懸念から輸入禁止措置を続けている。漁協が毎月行っている放射能検査では、安全性には全く問題無いという結果が出ているが、出荷先を失ったホヤは大量に廃棄されるしかなかった。日本は禁輸措置の解除を求めてWTO(世界貿易機関)に提訴したが、2019年4月、最終審でまさかの逆転敗訴。輸出再開を期待していた生産者には不安と失望が広がった。韓国は、なぜいまだに輸入を禁止するのか。韓国取材で見えてきたのは、韓国国民の放射能に対する根強い不安だった。韓国で最大規模の水産市場では、現在、韓国産のホヤがほとんどを占めている。石巻市・牡鹿半島でホヤを養殖する渥美貴幸さんは、この状況を打開しようと立ち上がった。これまで国内ではあまり消費されていなかったホヤ。国内の消費拡大を目指して、都内の飲食店にホヤを売り込んだり、PRイベントに参加したりと精力的に活動している。震災から8年が経っても拭えない風評被害の現状。そして、風評被害に屈することなく奮闘する漁師の姿を追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組