人気作品を次々と生み出し、世界的な人気を誇るアニメーション制作会社である京アニこと、京都アニメーション。その京アニで２０１９年７月１８日に放火殺人事件が発生し、世界中に衝撃を与えた。第１スタジオが放火され、３６人が死亡し、３３人が重軽傷を負う平成以降最悪の放火事件となった。事件後、第１スタジオや献花台には世界中から追悼の列が絶えることはなかった。誰もが、京アニが生み出す数々の作品に心を揺さぶられ、知らず知らずのうちに前向きな人生を生きる後押しになっていたと話す。また、１１月のお別れの会にも、１万人を超える人が手を合わせた。これほどまでに人々が心を寄せる京アニやその作品は、どのようにして生み出されてきたか。京アニやその関係者たちが再度前を向き、描こうとするアニメ業界の未来はどのようなものなのか。そして、次の時代を担う子どもたちに何を伝えようとしているのか。遺された資料や関係者たちの証言によって、丁寧に紡いでいく。

全国各地でインバウンド熱が高まる中、ある外国人向け情報サイトの「２０１９年外国人が訪れるべき日本の観光地ランキング」で、鳥取県が第１位に選ばれるなど、山陰地方が注目されている。番組では、山陰に恋して暮らす外国人がガイドになって、日本人を案内する、題して「フォーリンＬＯＶＥ山陰ツアーズ」を敢行し、山陰の隠れた観光スポットを紹介する。ガイドをつとめるのは、カレーライスやサムライなど日本文化に恋するロシア人女性、世界各地を旅した末に、鳥取県の自然と文化に惚れ込み移住を決めたイギリス人男性、島根の文化や風景を自ら撮影・編集しＹｏｕＴｕｂｅで発信しているハワイ出身の男性の３人。鳥取県出身で「ふるさと大使」もつとめているタレント・上田まりえとともに、ガイドブックにも載っていない、日本人の間ではあまり知られていない、新たな“山陰の魅力?を発見していく。◆山陰放送開局６５周年記念特別番組

サーフィンの盛んな宮崎県日向市が舞台の青春ドラマ。子どもの頃からの夢にフタをしてきた女子高校生が、両親の離婚のきっかけとなったサーフィンとの出会いを通して自分の殻を破り、家族の絆を紡ぎ直していく姿を描く。脚本：足立紳。◆宮崎県日向市の細島という小さな港町で暮らす佐和（池間夏海）は、軽音楽部のバンドでボーカルをしている高校３年生。シングルマザーの母・佳子（田中麗奈）を支え、中学生の弟の面倒もみるしっかり者。一方、離婚した父・卓（玉山鉄二）は、サーフィン一筋に生きる不器用だけど憎めない男。離婚後も佐和は卓のもとを訪れては世話を焼いている。そんな穏やかな日常が、弟の起こした騒動によって一変。さらに、プロサーファーを目指す幼馴染の武瑠（立石ケン）の姿を見ているうちに、佐和は心の内に秘めてきた“本当の思い”と向き合うことになる。

アメリカアカデミー賞公認の短編映画祭でグランプリとなったショートフィルム「夢」の第二弾ムービー「記憶の灯（あかし）」は、全編南島原で撮影された。「記憶の灯」に出演している女優の今泉マヤに加え、南島原の情報番組「みなちゅーＴＶ」のパーソナリティーである小田原隆幸、小田英夫の２人とともに南島原市内の思い出の地を散策し、撮影の裏話を紹介する。

２０１９年１０月に台風１９号（令和元年東日本台風）が静岡県に接近した。この日の『とびっきり！しずおか　土曜版』は内容を全面的に差し替え、放送時間を拡大して台風情報を伝える。◆今回の台風は非常に大型で強い勢力を保ったまま接近し午前から県内全域が暴風域に入り、多くの地域で避難勧告が出された。夕方には伊豆半島付近に上陸のおそれが高まり、初めて静岡県で大雨特別警報が出された。スタジオには静岡大学防災総合センターの教授と気象予報士を迎え、台風１９号の特徴などを解説。今からできる備えや、台風時の行動で注意すべき点などを聞く。静岡県内各所からの中継では沿岸部の海の様子、停電の状況、避難所の開放状況をリポートし、警戒を呼び掛ける。また、視聴者から寄せられた台風１９号に関する情報や写真、動画を紹介し、日常生活を脅かす災害の様子を伝える。

仕事も恋も全て捨てた２８歳ＯＬの凪が、元カレや新しく出会う人たちと繰り広げる人生リセットストーリー。原作：コナリミサト、脚本：大島里美。（２０１９年７月１９日～９月２０日放送、全１０回）◆第２回。全てを捨てて人生のリセットを決意したアラサー女子の凪（黒木華）は、郊外にあるボロアパートで再出発を図ろうとしていた。しかし、突然訪ねてきた元カレ・慎二（高橋一生）からの「お前は絶対、変われない」という言葉に、凪の心は激しく荒れていた。凪は失業保険の給付を受けるためにハローワークへ向かう。そこでなにやら担当者ともめている坂本龍子（市川実日子）と出会う。一方、行きつけのスナックのママ（武田真治）らに凪との復縁はないと言われ、ヤケをおこした慎二は、凪のアパートへ行き執拗にチャイムを鳴らす。そんな慎二に声を掛けたのは凪の上の階に住む吉永緑（三田佳子）だった。

メ～テレ制作「名古屋行き最終列車」第７シーズン。名古屋行き最終列車に乗車する人々の人生の機微を優しく温かい目線でドラマチックに表現する連作オムニバスドラマ。作：菊原共基。（２０１９年１月１５日～３月２６日放送、全１０回）◆第４回。女優を夢見る未来（花澤香菜）は小さな劇団で稽古に励む毎日。しかし、座長（神戸浩）好みの演技ができないので良い役がもらえず悩んでいた。そんな時、演技が上手になるというアルバイトを紹介される。期待満々で出かけて行く未来だったが、そのアルバイトは１０の世界を体験出来るという不思議な職場だった。

テレビを見ながら出演者と一緒に最新の理論を駆使した筋トレを５分間行うことで、引き締まった理想的なボディを目指す体操番組のシーズン２。（シーズン２／２０１９年１月７日～１０日放送、全４回）◆第４回「背筋」。逆三角形のＶ字の背中を手に入れる、効率的なメニューを用意。わずか５分でも十分追い込むことができる。「自分に甘えずに」最短で最高の効果を目指そう。◆副音声は英語