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テレビ番組

NEXT 未来のために “ゼロの阿蘇”を撮る 熊本地震から半年

番組ID
214698
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放送日時
2016年10月15日(土)17:30~17:58
時間(分)
29
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHK熊本
出演者
語り:石橋亜紗
スタッフ
テーマ曲:松谷卓、撮影:中島広城、音声:鬼塚明敏、映像技術:小林八万、編集:佐藤友彦、音響効果:滝澤俊和、ディレクター:吉崎健、制作統括:太田良一、制作統括:鶴谷邦顕
概要
長野良市さんは、現在の熊本県南阿蘇村で生まれ、そこに暮らしながら阿蘇の風景や祭りなどを中心に写真を撮ってきた。2016年4月、熊本地震が発生。自宅で被災した長野さんは、以来、変わり果てた村の姿を記録し続けている。南阿蘇村は被害が甚大で、立ち入りが制限されたこともあり、これまでその実態が報道されることは少なかった。地震によって何が失われたのか。何を失わずにこれからも生きていこうとしているのか。熊本地震から半年、南阿蘇村の今を見つめる。

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映像’16 よみがえる科学者 ―水戸巌と3.11―

30年以上前から3.11福島第一原子力発電所の事故を予見していたのか、「原発事故が起きればその地域は住めなくなる」と、危険性を住民に訴え続けた科学者がいた。その人物は東大原子核研究所出身の原子核物理学者・水戸巌(1933~1986)。反原発科学者の草分けとして知られる水戸は、原発建設が全国で始まる以前から、商業用原子炉の危険性について科学的見地から指摘し続けた。◆元漁師の桜井治さんは福島県浪江町で被災し、東日本大震災の発生から5年たった今も仮設住宅で暮らす。桜井さんは水戸とともに福島第一原発の海域でホッキ貝を調査した。「水戸さんの警告に耳を傾けていれば…」と悔やむ。水戸は住民から頼まれれば手弁当でどこにでも出かけた。原発発祥の地、茨城県東海村で起こされた東海第二原発訴訟。建設中止を求める住民に寄り添い、災害時のシミュレーションを独自に行った水戸は、法廷に立ち、原発の安全神話を唱える国に反論した。◆しかし水戸は、旧ソ連のチェルノブイリ事故が起きた1986年の暮れ、厳冬の剣岳で息子たちとともに命を落とす。悲しみにくれていた妻・喜世子さんは、東日本大震災の福島原発事故をきっかけに、水戸が残した警告を伝えようと立ち上げる。戦後まもなくアメリカが提唱した「原子力の平和利用」の名の下に原発政策を推進した日本。水戸巌は何を思い、ひとりの科学者としてどう生きようとしていたのか、足跡を追った。


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