テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

ここ肱川で ~復興への酒造り~

番組ID
215065
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2019年05月04日(土)11:00~11:55
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
テレビ愛媛(EBC)
製作者
テレビ愛媛(EBC)
制作社
テレビ愛媛(EBC)
出演者
ナレーター:橋本利恵
スタッフ
編集:平岡陽、CG:大政豪、CG:木下恵梨佳、ディレクター:原大地、プロデューサー:片上裕治
概要
2018年7月、西日本豪雨によるダムの緊急放流で、壊滅的な被害を受けた愛媛県大洲市肱川町。100人ほどが暮らす鹿野川地区では、約100年続く老舗酒蔵・『養老酒造』が、4メートルを超える浸水被害を受け、酒を仕込むタンクのほとんどを失った。被災から半年となる年明け1月、一度はあきらめた酒造りを、3代目・山内光郎さんが、地域の復興を願って再開した。地区唯一の診療所や、住民らに親しまれる散髪店、様々な住民が復興に向けて歩みを進める姿を追った。

同じ年代の公開番組

YBSふるさとスペシャル 宙先(そらさき)案内人 ~星と人をつなぐ出張プラネタリウム~

山梨県北杜市の一般社団法人・星つむぎの村は、本物の星空を見られない人に星空を届ける出張プラネタリウムを行っている。この活動を発案したのは、「宙先(そらさき)案内人」と名乗る高橋真理子さん。全国の病院や福祉施設などに星空を届けている。エアドームの中に星空や宇宙の映像を投影して、その日の夜空に見える星や、定番の星座解説、さらに地球を飛び出して宇宙の旅へ。高橋さんは天文学的な解説だけに終わらせず、美しい映像ともに星と人とのつながりについて話す。その優しい語りは、大いなる自然の中に生きている私たち一人ひとりの「命の輝き」に気づかせてくれる。出張依頼が増加する中、インターネットを通じて星空を届けるフライングプラネタリウムも実現。病気や障がいで外出できない人たちの自宅などにいつでも星空を届けられるようになった。星つむぎの村のボランティア・大和夫妻の幼い娘の網膜にがんが見つかった。高橋さんは大和一家を星で元気づけようと、プラネタリウムの動画を送る。「星を通じて人と人をつなぎたい」と願う、宙先案内人の思いに迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
日本のチカラ 甘くてシャキシャキ!山形セルリー ~異業種から農家へ!若者たちの夢~

山形市の市街地近郊に約70棟のセロリ栽培ハウスが並んでいる。生産しているのは異業種から転職した若手農家たち。山形市で栽培するセロリは「山形セルリー」と呼ばれ、栄養素をたっぷり含んだ土で育てられる。そのみずみずしさは、世界で活躍するシェフも絶賛するほどだ。そんな山形セルリーの生みの親、会田和夫さん(71歳)は、50年前に近所の農家仲間と栽培を始めた。品質の良さが評判となり生産量は年々増加、1997年には組合の売り上げが1億円を突破する。しかし、後継者不足が深刻な問題に。そんな中、2014年に「山形セルリーを未来へ」を合言葉に、JA山形市が新規就農者育成の研修制度をスタートさせた。現在、生産者21人のうち3割が異業種からの転職者で、ハウスを1棟年間約10万円で借り受け栽培している。番組は2児の父で脱サラして就農2年目の男性(36歳)、農業に憧れ東京から移住した元ラーメン店従業員(34歳)などの新規就農者に密着。野菜の中で特に栽培が難しいといわれるセルリーに挑む若者たちの奮闘ぶりと、特産野菜を全国に広め、未来へつなげる地域の取り組みを描く。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
日本のチカラ 週末チェーンソー ~クルマの町 豊田で里山を救う~

愛知県豊田市は自動車産業を中心に製造業が盛んだが、中心街から少し離れると田園風景が広がり、森林は市の面積の約7割に及ぶ。この森林地帯のスギやヒノキの人工林で、休日になると間伐ボランティアたちが伐採作業に勤しんでいる。市内の森で活動しているのは17チーム。4年前に結成された「とよた旭七森会」の代表を務める袋真司さん(46歳)は、山の所有者の依頼を受けて、1チーム約20人で間伐を行っている。メンバーには、会社関係以外の人とのつながりを作ろうと参加した60代の男性がいたり、「いい汗をかけるし、木を切った時に森に光が差し込む瞬間がいい」という40代の主婦がいたりと、職業も年齢も様々。袋さんは自動車メーカーに勤務するサラリーマン。チェーンソーで木を切ることは、「森に入り、遊ばせてもらう大切な時間」だと話す。過疎化の進む山間部の人々から見れば、間伐の経験や技術を持つ世代が少なくなっている昨今、間伐ボランティアはプロのように効率よく作業できるとは限らないが、費用が掛からず、仕事が丁寧と評判になり、頼もしい存在になっている。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ytvドキュメント ママもう泣かんといてな ~12歳 全盲ドラマーが奏でる‘音の世界’~

2歳で両目を失いながらも、ドラマーとして力強い音色を響かせる小学生がいる。大阪府立大阪南視覚支援学校に通う酒井響希くん(12歳)。1歳10ヶ月の頃、母の康子さんが、息子の眼球に異変を感じ、病院で検査をした所、両目に網膜芽細胞腫(もうまくがさいぼうしゅ)という小児がんが発覚した。真っ暗な世界で過ごさなければいけない息子を案じ、両親は両目の摘出を躊躇していたが、徐々に弱っていく息子を見て、手術を決意する。術後は朝も昼もわからず、口にしているものが何かも理解できなかった。2歳の幼い少年にはあまりにも過酷な現実。本人も家族も毎日、悲しみの淵にあった。そんな絶望の日々の中で、救いになったのは「音」だった。家中の壁や柱などが傷だらけになるまで鉄製のマドラーで叩いた。本人の興味をできるだけサポートしたいと、両親は自宅に電子ドラムを購入し、息子の興味を応援した。そして人気ユニット「DefTech」のMicroが響希くんに伝えたある一言が、彼の人生を変える。その言葉は響希くんに“生きる意味”を与え、いつかDefTechと共演できる日を夢見て、ドラムに熱中する日々を過ごす。そしてついに彼の夢は実現する。憧れのDefTechと共演し、大歓声に包まれた夢のステージで彼は最後に「ママ、もう泣かんといてな!」と叫び、観衆の中にいた母への感謝の想いを伝えた。そして中学生になった響希くんは、新しい夢に向かってまた走り始める。◆解説副音声あり


cinematic_blurドキュメンタリーmusic_note音楽tvテレビ番組