テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

桜SOS ~フードバンクと令和の貧困~

番組ID
215785
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年05月06日(水)10:25~11:25
時間(分)
54
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
テレビ新潟放送網(TeNY)
製作者
テレビ新潟放送網(TeNY)
制作社
テレビ新潟放送網(TeNY)
出演者
ナレーター:松本光生、語り:杉本ゆう、語り:山川琴美、語り:品田美穂
スタッフ
編集:瀧澤陽一、タイトル:高橋大、ミキサー:浜口崇、音響効果:増子彰、ディレクター:加藤頌子、ディレクター:捧美和子、構成:日笠昭彦、プロデューサー:芝至、チーフプロデューサー:須山司
概要
「子どもにおなかいっぱい食べさせてあげられない」とうい切ない思いを抱える母親が、この令和の時代にも多くいる。新潟県新発田市の民間団体「フードバンクしばた」は、経済的に厳しい家庭を支援するため、月に1~2回、米や食料品などを無償で届けている。番組では、支援を受けている家庭にアンケート調査を実施した。そこから浮かび上がってきたのは、現代社会では見えにくくなった貧困、声をあげられない人々のSOSだった。そして、進級や進学に掛かる費用に怯え、春の訪れに追いつめられている人々がいることがわかった。フードバンクの活動を通して、桜が咲き、本来なら希望にあふれるはずの“進学・進級の春”に苦しむ家庭の姿と令和の貧困の実態に迫る。

同じ年代の公開番組

テレメンタリー2020 一命をとりとめた後に “見えない障害”と向き合う

2019年7月、福岡市在住の深町伊久美さん(48歳)は高速道路で運転中に脳出血に襲われ、ガードレールに激突した。その一部始終をドライブレコーダーが記録していた。この日から彼女の生きる世界は大きく変わってしまう。一命を取り留め、手足の麻痺などは残らなかったものの、「視野の左半分が認識できない」「いつもぼんやりする」などの後遺症が残った。診断は「高次脳機能障害」だった。日常生活に支障があるにも関わらず一見すると分かりにくいため“見えない障害”と呼ばれ、全国で約50万人いると言われている。深町さんがリハビリ中に立てた目標は、地元のマラソン大会に出場すること。視野に障害を抱える深町さんにとって走ることは健常者とは比べ物にならないほど恐怖を伴う。それでも、この障害に向き合うため家族や友人らに支えられながら挑戦を続ける。番組では深町さんの挑戦を通して、理解されにくい「高次脳機能障害」の特性やメカニズムについて伝えるとともに、先進の治療やリハビリ、国の政策などを取材し、医療、福祉的な面からもこの障害をめぐる支援の課題を探る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組