テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

2021現在地 ~あの日から10年~

番組ID
215942
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年03月07日(日)14:00~14:54
時間(分)
46
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーondemand_video報道・時事
放送局
テレビユー福島(TUF)
製作者
テレビユー福島(TUF)
制作社
テレビユー福島(TUF)
出演者
司会:奥秋直人、司会:出口朋香、レポート:小野美希、レポート:松井綾乃
スタッフ
構成:木田修作、演出:木田修作、制作:今野貴哉
概要
東日本大震災と原発事故から10年。帰還困難区域の浪江町津島地区と、原発立地自治体で復興祈念公園の整備が進む双葉町中野地区という、今の福島を象徴する場所を軸に、帰宅困難地域の現状や、廃炉の様子、中間貯蔵施設の問題など、生中継を交えて「復興の現在地」を考える報道特別番組。

同じ年代の公開番組

ドキュメントy デルタの記憶 ―基地の街のきみたちへ―

朝鮮戦争下に、米軍岩国基地近くの中学校で綴られた5冊の文集が見つかった。そこには生徒たちが日々の暮らしを題材にした250篇ほどの詩と作文が寄せられていた。「積み上げられたバクダン」、「疾走する軍用ジープ」、「夜の街に立つパンパン」、「空襲に備えた訓練」…。そこには生々しい基地の街の現実が描かれていた。山口県岩国市立川下中学校は川に挟まれた三角州(デルタ)の中にある。文集はこの土地にちなんで『デルタ』と付けられた。通学路の向こうには金網を隔てて広大な基地が広がっている。三角州の大部分はいまも米軍基地だ。『デルタ』が作られたのは終戦から7年後の日本が主権回復をした年。そして朝鮮戦争の真っただ中だった。学校には空襲で家族を亡くした生徒や、朝鮮半島からの引き上げ者もいた。『デルタ』には基地から飛び立っていく爆撃機を見て、空爆を受ける朝鮮の人たちの辛苦に思いをはせた作品がある。一方で、戦後の貧しさの中で家計の支えとなる基地の仕事への感謝を記した者もいた。子どもたちはそれぞれの立場から、基地や暮らし、街の将来を考えていた。『デルタ』には「みなさんはどう思いますか」と教師が生徒に投げかけた言葉も残されている。生徒の証言からも、当時の教室には基地について自由に話し合う生徒と教師の姿があったことがわかる。「教育の中立」を掲げる国の指導で、学校で基地の話題はタブーとなり、『デルタ』はその後作成されることはなかった。それから70年、米軍岩国基地は拡張工事や軍用機の移駐を経て、極東最大級の規模にまで肥大化した。岩国では今、国が巨額の予算が投じ、米軍と住民との共存・融和策が進められている。私たちはかつての子どもたちのように、ちゃんと基地と向き合っているだろうか。基地を抱える街のありようを真剣に考えているだろうか。


cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養tvテレビ番組
YTSスペシャル 東北芸術工科大学×山形テレビ なるほど!やまがたスタディーズ

東北芸術工科大学の協力のもと、アートとデザインの視点で山形を再発見していく番組。東北芸術工科大学の個性豊かな教授陣がキャンパスを飛び出し、山形の『?』を解決する。いつも見ている山形の景色や風習などに焦点をあて、視聴者の『なるほど』を引き出していく。◆1つ目は「サインデザイン」。人を目的地まで誘導する「サイン」は人々の生活に欠かせないもので、その世界は奥深い。山形大学病院では明るいサインデザインに大きくイノベーションした。2つ目は「建築宝探し」。山形には古い建築物が多く残っているという。山寺にある皇室のために建てられた謎の建築物や山形の不思議な町並みを紹介する。3つ目は、「文化財修復」。平安時代に創建されたと伝わる古刹「善寶寺」にある五百羅漢像を、20年かけて修復しようという壮大なプロジェクトを紹介する。最後は「エリアリノベーション」。「エリアリノベーション」という言葉は山形から生まれた。人口が減り、閉店した店が目立つ商店街をどうしたらいいのか。山形市内のリノベーションの事例を見て回り、空洞化する商店街に新しい価値を生む方法を探る。


school教育・教養tvテレビ番組