テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

ザ・リーダー 新春SP 京都大学 特別教授 本庶佑

番組ID
215998
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年01月03日(日)06:00~07:00
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
毎日放送(MBS)
製作者
毎日放送(MBS)
制作社
毎日放送(MBS)
出演者
本庶佑高井美紀、ナレーター:早瀬俊行
スタッフ
撮影:古東千由、撮影:原淳二、撮影:河野仙志、撮影助手:村井総一郎、撮影助手:橋本紗奈、撮影助手:山森令奈、音声:満田博幸、編集:宮崎哲也、音響効果:善治良博、録音:西川友貴、VTR:西口雅人、タイトル:条亮治、編成:水野大輔、宣伝:稲付晴日、ディレクター:橋本佐与子、プロデューサー:奥田雅治
概要
ひとりのリーダーに焦点をあて、日頃見ることのない素顔を浮き彫りにするドキュメンタリー番組。1時間に放送枠を拡大した2021年新春SP。◆今回登場するのは、2018年にノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑さん。京都大学にある本庶さんの部屋を訪ねると、飾られた様々な記念品が輝かしい実績を雄弁に語る。一方、阪神タイガースファンな一面も見せる。場所を本庶さんがいつもプレーする京都のゴルフ場に移す。ノーベル賞の受賞会見でも語った夢が、年齢以下のスコアを出す「エージシュート」だというくらい無類のゴルフ好き。気心の知れた仲間たちとゴルフをプレーしているのが至福の時だという。番組では、ノーベル賞受賞式の裏話や免疫をつかさどる細胞にある「PD-1」という新たな物質の発見に至るまでの過程、そして免疫でがんを攻撃するという新しい治療法が生まれるまでの興味深いエピソードはもちろん、さらには若い研究者のために成し遂げたいと抱く熱い思いを語る。

同じ年代の公開番組

子どもたちの緊急事態宣言 ~コロナ禍1年わたしたちの声~

札幌市のりんさんは1年間中学校に行くことができていない。親戚が新型コロナに感染して重症化し、意思疎通も難しくなった状況を見て、人に近づくのが怖くなったからだ。そして、教室の不十分な感染対策を見て不安が増した。北海道教育委員会と札幌市教育委員会に「自主休校」について情報開示請求をしたところ、少なくとも札幌市内には約100人、北海道内では最大5000人の子どもたちが自主休校していたことが分かった。課題となるのは「学びの保障」。1人1台端末は配布されているものの、教育現場ではオンライン授業が進んでいない。そうした中、道内にはオンライン化に踏み切った小学校もある。◆また、深刻な影響を受けたのは少女たちだ。みのりさん(仮名)は父親からの暴言に悩み、ステイホーム期間に頼ったのがSNSだった。そこで出会った人に悩みを聞いてもらっていたが、性的な関係を求められ妊娠。家を出て1人で出産、子育てをすることになった。みのりさんのような少女に対する支援が乏しいことがあり公的な相談窓口の存在は彼女たちにほとんど知られていない。これまでの課題が解決されないまま迎えたコロナ禍。子どもたちに必要な支援は何かを考える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
WHO I AM ―これが自分だ!という輝き― 木村敬一 日本/水泳 東京パラリンピック完全版

世界最高峰のパラアスリートに迫るドキュメンタリーシリーズ。世界中の多様な個性と、彼らが放つ「これが自分だ!」という輝きを描く。(2016年放送開始)◆滋賀県栗東市で生まれた木村敬一は先天性の疾患により、2歳で視力を失う。小学4年生から水泳を始め、中学時代に国際舞台での経験を積むと、高校3年生のときには北京大会でパラリンピックに初出場を果たし、3種目で入賞。その後も圧巻のキャリアを積み重ねてきた。2012年ロンドン大会では銀メダルと銅メダルを獲得。2013年には100m平泳ぎ、2015年には100mバタフライと100m平泳ぎで世界選手権を制し、3度世界の頂点に立った。2016年リオ大会では、世界王者として期待されてきたが、金メダルは逃した。リオ大会後、次の東京大会で悲願の金メダルを獲得するため、単身渡米し、多くの金メダリストを輩出した名コーチの下でトレーニングを始めた。幼い頃から全盲とは思えない振舞いで回りを驚かせてきた木村。彼を支えた人々のインタビューを交えながら、東京パラリンピックで金メダルを目指す姿を追った。◆IPC&WOWOWパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ


directions_bikeスポーツcinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
テレメンタリー2021 土砂災害と森林伐採 ―民家に迫る危険―

2019年10月、東日本に甚大な被害をもたらした台風19号。宮城県丸森町の筆甫では、降り始めからの雨量が600ミリを超え、観測史上最大を記録。町内173カ所で土砂崩れが発生し、死者・行方不明者は11人に上った。なぜ、土砂崩れが相次いだのか。現地を調査した専門家は、想定を超える雨量や崩れやすい地質の影響が大きいと前置きしつつ、「森を大規模に伐採する“皆伐”が崩落の起因になったケースがある」と指摘する。丸森町に実家がある女性は、裏山から流れ出た土石流に家を押しつぶされた。幸い死傷者は出なかったものの実家は全壊。土石流が発生した場所は、皆伐の跡地だった。伐採された山では、土壌を支える木の根が無くなる。植林しても、根が成長するまでの20年間は崩落のリスクが高まるという。皆伐地の崩落は、全国各地で確認されている。2020年7月の豪雨で大きな被害が出た熊本県の球磨川流域で実施された調査では、確認された183カ所の土砂崩れのうち172カ所、実に94%が皆伐地で起きていた。林業に起因する土砂災害が相次ぐ背景には、戦後に植えられた木が木材として利用できる時期を迎えたことがある。国は、大型機械の導入や重機を入れるための作業道の敷設に補助金を出すなど、木材の生産性の向上を後押ししてきた。森林の管理や法律に詳しい専門家は、「急傾斜地や民家のすぐ上でも大規模な伐採が行われ、災害を誘発している」と警鐘を鳴らす。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組