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テレビ番組

情熱大陸 ウイルス学者 河岡義裕

番組ID
215999
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放送日時
2020年04月12日(日)23:00~23:30
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
毎日放送(MBS)
製作者
毎日放送(MBS)
制作社
毎日放送(MBS)、いまじん、オルタスジャパン
出演者
ナレーション:窪田等
スタッフ
演出:和田萌、構成:田代裕、撮影:遠藤美彦、撮影:濱崎務、撮影:水上智重子、撮影:倉渕宏幸、音響効果:早船麻季、EED:池田聡、MA:富永憲一、その他:熊本直樹(オープニング)、テーマ音楽:葉加瀬太郎、演出補:益田公志郎、演出補:吉村和真、アドバイザー:鶴本康彦、編成:近藤千笑子、宣伝:鈴木健太、プロデューサー:中村卓也、プロデューサー:柴奈保子、プロデューサー:重乃康紀
概要
15年前、情熱大陸ではウイルス学の世界的権威・河岡義裕を取材した。その中で、当時から河岡はウイルスの恐ろしさに警鐘を鳴らし、未知なる微生物の研究の奥深さを伝えていた。そして2020年、人類はその猛威に直面することになった。地球規模で新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、番組は再び、河岡を訪ねた。河岡は、政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議のメンバーとして提言を行っているほか、在籍する東京大学医科学研究所にて新型コロナのワクチン開発にも取り組んでいる。まだ分からないことばかりの新型コロナウイルス。しかし、ウイルスを長年研究する河岡はこう述べた。「危機的状況ではあるが、ちゃんとやれば、乗り越えられる。それを分かっている我々研究者が、一般の人たちに、防ぎ方を分かってもらうようにするのが、使命だ。」番組では、最前線で闘う河岡の姿を見つめた。新型コロナウイルスに、今、人類はどう立ち向かえばいいのか。
受賞歴
ATP賞(第37回ドキュメンタリー部門奨励賞)、ギャラクシー賞(第58回奨励賞)

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新型コロナウイルスの猛威に覆われる道内。感染が確認された人はすでに500人に達しようとしていて、死者も23人を数える(2020年4月21日現在)。「感染拡大を何とか食い止めたい。そのためになるなら」と一人の元感染者の男性がカメラの前で語った。実は男性は2月に道内で開催された展示会の参加者が多数罹患した「展示会クラスター」の患者の一人だった。症状、闘病生活、そして周囲からの偏見。感染者集団・クラスターの感染経路とともにその実像を分析し続けているのが厚生労働省のクラスター対策班であり、ここには北海道大学大学院の西浦博教授も名を連ねる。展示会クラスターの徹底解明に挑んだ結果、新型コロナウイルスの感染対策として「密接」「密集」「密閉」、いわゆる「3密」を避けなければならない、という知見を得たという。この発表と周知により、北海道民のみならず、日本国民の行動変容を促すことにつながり今に至っている。自らの言葉で感染拡大防止を訴える元感染者の男性、その男性らの苦しみの過程にあったクラスターの分析とその果てに得られた「3密」、そしてその危険性。新型コロナウイルスをめぐるそれぞれの闘いが、行動変容を求められる一人一人に問いかける。


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