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テレビ番組

世界遺産〔293〕 セハ・ダ・カピバラ国立公園 ブラジル

番組ID
216134
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放送日時
2002年03月24日(日)23:50~00:10
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
TBSテレビ
製作者
TBSテレビ
制作社
TBSテレビ、TBSビジョン
出演者
ナレーター:寺尾聰
スタッフ
監修:大貫良夫、構成:生田萬、テーマ音楽:鳥山雄司、撮影:新名俊美、VE:濱野周司、照明:鈴木勝則、編集:飯田直美、EED:今田久子、MA:中村和弘、音響効果:宮川亮、宣伝:小池由起、宣伝:田中瑞穂、デスク:細谷京古、AD:吉峰香美、コーディネーター:MARIO OBARA、協力:藤田潔、ディレクター:飯塚裕之、プロデューサー:辻村國弘、プロデューサー:大野清司
概要
ブラジル・ピアウィー州にある果てしなく連なる奇岩地帯。1980年代にこの荒野で見つかった岸壁画は、人類が南米大陸に渡ったとされるよりも遥か昔のものである可能性が出てきた。奇岩の中に存在する人類史の謎と南米最古の優れたロックアートの数々が存在するセハ・ダ・カピバラ国立公園は1991年に世界遺産に登録された。◆セハ・ダ・カピバラ国立公園にある奇岩地帯には先史時代の岩壁画や遺跡が点在する。それらが3万年以上前のものらしい、との調査報告は「南米には1万2千年前まで人類がいなかった」という人類史の定説を覆す可能性があるものだった。これまでに300カ所以上見つかった岩絵は、動物の姿や人々の生活、宗教儀式らしき場面など様々なテーマが絵心豊かに描かれている。どんな人々が、いつごろ、この奇岩のあちこちに絵を残したのか。広大な遺跡の考古学的調査はまだ終わっておらず、論争が続いている。「最古のアメリカ人」を巡るミステリーは、まだ始まったばかりである。

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