テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

1031 首里城の消防士たち いま明かされる火災の真実

番組ID
216329
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年10月31日(土)16:00~16:55
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
沖縄テレビ放送(OTV)
製作者
沖縄テレビ放送(OTV)
制作社
沖縄テレビ放送(OTV)
出演者
ナレーター:田口トモロヲ
スタッフ
題字:書浪人善隆、MA:小渡貴博、協力:石崎雅彦(映像提供)、撮影:赤嶺一史、撮影:祝三志郎、撮影:石川大志、撮影:崎原望、撮影:当真太嗣、撮影:大城茂昭、編集:大城茂昭、構成:渡邊修一、ディレクター:與古田遼、プロデューサー:山里孫存、プロデューサー:末吉教彦
概要
沖縄の伝統と文化の象徴だった首里城が火災で焼失してから1年、今だから明かされる消火活動の舞台裏に迫る。◆2019年10月31日、沖縄文化の象徴ともいえる首里城が燃えた。遠くからでも確認できるほどの大火。12時間にも及ぶ消火活動はまさに壮絶だった。その最前線では一体何が起きていたのか。番組では実際に消火活動にあたった消防隊員に取材、その証言を記録した。壮絶な火災現場で消火活動に従事した190人余りの消防士たち。燃え盛る首里城を目の前にしたその消防士たちの頭によぎったのは「殉職」という言葉だった。最前線で消火にあたった消防士たちがみたものとは。◆OTV報道スペシャル。公開しているのは、新しく入手した映像を一部加えた再編集版。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(2021年教養番組優秀)
放送ライブラリー以外で視聴可能な施設

同じ年代の公開番組

チャンネル4 決壊 台風19号 信州の記録

東日本を中心に甚大な被害をもたらした台風19号。長野県では千曲川上流部に100年に一度と言われる記録的豪雨が降り、流れ下った川の水が長野市穂保の堤防を決壊させた。雨が上がった星空の下で襲ってきた濁流。堤防決壊のメカニズムや被災者の動画、証言をもとに浸水の広がり方をシミュレーションし、ハザードマップの有効性など防災について考える。中でも被害が大きかった長野市長沼地区は全国有数のリンゴの名産地。農地には大量の泥や瓦礫が流れ込んだ。どれも収穫直前のリンゴだった。長沼地区津野で農家の後継ぎとして10年前からリンゴを作っている小川奈津美さん(34歳)は、決壊した堤防から250メートルの地点にあった自宅が「全壊」の判定を受けた。78世帯が暮らしていた津野だが、自宅を再建しようと考えているのは25~6世帯。約7割は決めかね、すでに別の地に引っ越した人たちもいる。小川さんは、家族で話し合った末、長年住んだ家を取り壊し、水害が及ばない高台に移り住むことを決めた。極端気象と言われる中、海水温の上昇で台風の大型化が懸念されている。番組では台風19号水害の実像と証言を記録した。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
1万人の第九 つながろう、今

1983年に始まった世界最大規模の合唱コンサートは2020年で38回目を迎え、世界的指揮者の佐渡裕が22回目となる総監督・指揮を務めた。2020年は新型コロナウィルスの感染拡大状況を鑑み、すべての観客の安全、安心の確保ならびに社会的な感染拡大防止の観点から、初の「無観客」での開催となった。コロナ禍で人が集えず、声を合わせる日常が消え続けている中でいかに1万人の合唱を実現したのか。番組は「分断社会になってしまっているからこそ、困難の先に歓喜が待つと歌うベートーヴェンの交響曲第九番を発信する奇跡のコンサートを実現しなければ」と奮い立った総監督・指揮の佐渡裕の一言から始まった。2020年の公演のテーマは「つながる」。公演時間は75分と従来の半分に縮小し、ゲストにはピアニストの反田恭平のみを迎えた。そして、いよいよ佐渡裕の指揮でベートーヴェンの「第九」の演奏が始まると、投稿された動画で構成された1万人の歌声が響き渡り、会場は深い音色と感動に包まれた。生誕250年を迎えたベートーヴェンの志を受け継ぎ、「コロナに負けない=人と人とがつながり続けること」を掲げ、日本各地と生中継で結び、ともに生きる歓びや希望、勇気を奮い立たせる。合唱を通してエンターテインメントの存在意義を問いただす。◆解説副音声あり


cinematic_blurドキュメンタリーmusic_note音楽tvテレビ番組
池上彰と考える“逃げ遅れゼロ” ~信州の防災減災2020~ シリーズ1

信州に甚大な被害をもたらした2019年10月の台風19号災害から1年が経つ。自然災害が身近に迫る中、「逃げ遅れ」を防ぐための取り組みを、ジャーナリスト・池上彰氏が徹底解説する。テーマは「水害への備え」。1年前に千曲川の堤防が決壊した長野市では、最大4.3mの浸水被害があり、水没した我が家からヘリコプターで救助された人もいた。「数十年に一度」とされた豪雨だったが、2020年も県内に大雨特別警報が出たり、雨に伴う土砂崩落により県内で死者が出るなど、対策は急を要している。阿部守一長野県知事と、被災地の住民代表をゲストに迎え、県の災害対策と日頃の備えについて、市民目線で考える。水害後の町の姿を見ようと池上さんが訪れたのは、長野市長沼地区。堤防の決壊現場は復旧工事が終わっているが、住民に話を聞くと生活・地域の再建に向け、課題も抱えていた。意外と知らない行政の水害対策から、あすにも始められる家庭の備え、そして近年耳にすることが増えた「ハザードマップ」の落とし穴とは。災害で命を落とさないために、市民の防災意識を高める情報を発信する。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
やまぬわが心の余震 ~熊本地震 被災画を見つめた4年~

熊本地震から4年、被災地では復興が急ピッチで進められている。被災地の御船町では、震災直後、地元の陶芸家の渡邊秀和さんの手によって、倒壊したある故人のアトリエから絵画およそ150点が救出された。画の作者は九州画壇に名を遺した亡き洋画家・田中憲一さん。廃船や犀などを独自のモチーフで数々の秀作を世に送り出した。しかし、救出された画はキャンバスが破れ、絵の具が剥落するなど損傷が大きかった。渡邊さんは田中さんの画を蘇らせようと仲間の住民とともに修復プロジェクトを立ち上げたが、時間と経費の面から修復は現実的ではなく、町も住民の生活再建を最優先し、対応は慎重だった。渡邊さん達が掲げたのは、田中さんの画を“御船の宝”として未来の子どもたちへつなぐこと。そうした中、熊本県出身の絵画保存修復家の岩井希久子さんが救いの手を差し伸べる。2019年秋、渡邊さん達は公開しながら田中作品を修復する企画展を開催し、岩井さんが独自の技法で修復に挑んだ。渡邊さんの想いと行動は余震の如く失せる事なく揺れ動き、プロジェクトを突き動かし続けた。自身を奮い立たせたのは何だったのか、田中さんが画に託したメッセージがそうさせたのか。渡邊さんが信念を貫いた4年間の軌跡を追い、絵画修復のプロジェクトを巡る住民ドラマを描く。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組