テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

tbc報道特別番組 海、さえぎる壁 ~被災地の巨大防潮堤~

番組ID
216721
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年09月20日(月)14:50~15:49
時間(分)
52
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
東北放送(TBC)
製作者
東北放送(TBC)
制作社
東北放送(TBC)
出演者
ナレーション:菅生翔平、ナレーション:根本宣彦
スタッフ
撮影:菅野豪史、撮影:今野貴章、撮影:五十嵐敏信、編集:宍戸博明、MA:宍戸博明、音響効果:久坂惠紹、題字:中川美寿穂、ディレクター:阿部航介、プロデューサー:野口剛、ディレクター:野口剛、制作:沓沢伸太郎
概要
東日本大震災の復興事業で宮城県の沿岸部に整備される「防潮堤」の総延長は232.8キロメートル。総事業費は7千億円を超える。震災発生から10年が経ち、計画通り防潮堤が整備され、海岸線にはコンクリートの“灰色”の景色が広がっている。防潮堤は、津波や高潮から街を守る大切な設備だ。しかし、海沿いで暮らす人たちからは違和感を訴える声が絶えない。南三陸町で漁師をする高橋源一さんは「塀の中にいるみたいだ」とため息交じりに語る。作業場から海はほとんど見えなくなり、港の様子がわからないため不安があるとも言う。また、各地の海岸を取材すると、背後に守るものが見当たらない荒れ地にまで巨大な防潮堤が建設された場所も見つかった。一方、住民が要望しながら防潮堤の建設が見送られた海岸も存在している。こうした中、復興計画の策定に携わった防災の専門家は、防潮堤があることによって逃げなくてもよいと考えてしまうのでは、と警鐘を鳴らす。さらに、防潮堤には一定の高さの津波を防ぐ効果がある一方、ひとたび越流すれば「射流」と呼ばれる現象により勢いを増す危険があることがわかった。果たしてその威力とは。巨額の復興予算を投じた「防潮堤」について課題を検証した。

同じ年代の公開番組

KHBドキュメントスペシャル 被災地に生きる ~2021年春~

東日本大震災から10年。東日本放送は被災地のテレビ局として、被災者、そして、被災地の歩みを伝え続けてきた。震災関連の取材テープ・ディスクは1万本を超える。そこには、被災地に生きる多くの被災者の姿が記録されている。これまで取材を続けてきた被災者を再び訪ね歩き、被災者が歩んだ日々、思いを見つめる。◆震災後、潜水士の資格を取得し、行方不明の妻を捜し続けている高松康雄さん。これまでに潜った回数は480回を超える。時間の経過とともに捜索は厳しさを増しているが、それでも再会を待ち望み、いつもように海へ潜る。◆幼稚園に行ったまま帰ってくることがなかった娘。母親の佐藤美香さんは、娘が見つかった場所で命の大切さを訴える。3つ年下の妹は中学生になり、姉が着るはずだった制服に袖を通した。◆海岸近くの銀行に勤務していた息子を亡くした田村さん夫婦。指定避難場所に行けば息子は助かったのではないか。訴えるのは企業防災の在り方。同じ思いをする人が出ないことを願い、今日も語り続けている。◆震災翌月に女川中学校に入学した生徒たち。津波の教訓を後世に伝えようと立ち上がった。目標は津波が襲った町内21カ所に石碑を建てること。合言葉は“1000年後の命を守る”。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
WHO I AM ―これが自分だ!という輝き― スティナ・タンゲ デンマーク/馬術

世界最高峰のパラアスリートに迫るドキュメンタリーシリーズ。世界中の多様な個性と、彼らが放つ「これが自分だ!」という輝きを描く。(2016年放送開始)◆デンマーク・オーデンセ出身のスティナは両足がない状態で生まれ、6歳の時に理学療法の一環で乗馬を始めた。それからスティナの人生は乗馬と共にある。社会福祉の国として知られるデンマークはノーマライゼーションの理念が根付いており、障がい者も自立して生活ができるような支援が手厚く、スティナも身の回りのことは自分でこなしている。「障害は、制限でも言い訳でもない」と語る彼女は、馬との強い絆を育みながら国際大会でキャリアを積み重ねると、2016年リオパラリンピックで2枚の銅メダルを獲得。2018年には世界選手権を制し、国際馬術連盟のベストライダー賞にノミネート。しかし、東京パラリンピックで金メダルを目指していた彼女は、ある大きな決断を下した。◆IPC&WOWOWパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ


directions_bikeスポーツcinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組