テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

KNBふるさとスペシャル 再興の寺 ―威風堂々の大伽藍―

番組ID
216755
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年08月15日(日)16:05~17:00
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
北日本放送(KNB)
製作者
北日本放送(KNB)
制作社
北日本放送(KNB)
出演者
スタッフ
撮影:高嶋大介、音声:北本康一、VE:石倉信義、CA:小磯優介、音響効果:古川貴彦、MA:中木輝一、CG:平井麻美子、編集:岡山友行、演出:小久米秀昭、制作統括:堀田茂宏、取材:梅本晃弘、構成:梅本晃弘
概要
富山県高岡市伏木古国府の古刹、勝興寺には創建当時の伽藍配置が残っている。1998年(平成10)に始まった大修理がようやく終わり、23年の歳月を経て重要文化財の大伽藍が甦った。民衆の拠り所とされた真宗寺院の魅力を、アメリカ出身の日本文学研究者、ロバート キャンベル氏がひも解く。本堂をはじめ建物をめぐり、修復の様々な工夫や、柱の1本に秘められた秘密、地震対策などを紹介していく。江戸時代の文化を今に伝える真宗寺院の大伽藍を見て、キャンベル氏は「予想していなかった発見があり、日本の匠の息吹を感じ、それが歴史に直結している。勝興寺の大伽藍には、伝えられてきた文化を、現代の技術や様式を駆使して次の時代に引き継ぐために力を注いだ、職人たちの心意気が至る所に残されている。勝興寺に足を運ぶことでその歴史観を体感できるのではないか」と語った。勝興寺は地域に開かれた寺として新たな歴史を刻み始めた。

同じ年代の公開番組

ノンフィクション北海道 無理しない ケガしない 明日も仕事 ~新根室プロレス物語~

2020年9月、サムソン宮本がこの世を去った。根室市で生まれ、おもちゃ屋を営んでいた宮本は、2006年地元の仲間たちと「新根室プロレス」を旗揚げした。メンバーは、土建業、寿司職人、銀行員など様々で、中には心の病を抱えながら宮本に励まされて参加したメンバーもいた。地元の神社などで年数回開催される興行の合言葉は『無理しない ケガしない 明日も仕事』。アマチュアらしいゆるいファイトとエンターテイメント性を前面に押し出したパフォーマンスが特徴で、地道にファンを増やしていった。2017年、宮本がプロデュースした体長3mの巨大レスラー「アンドレザ・ジャイアントパンダ」がSNSで大人気となり、全国的な存在へと急成長した。ところがその矢先、病魔が宮本を襲う。10万人に3人とも言われる希少ガン・平滑筋肉腫と診断された。5年生存率が30%の難病だった。これ以上プロレスを続けることが難しいと判断した宮本は、新根室プロレスの活動に終止符を打った。そしてメンバーにメッセージを残してこの世を去る。宮本が残したものは何だったのか。今年9月に根室で行われた1周忌の追悼プロレスの様子も交え、愛するプロレスを通じて、日本の東端の街を活気づけた一人の男の軌跡を追う。2022年放送人グランプリ特別賞受賞。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組