テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

ytvドキュメント 学校安全の現在地 ~附属池田小殺傷事件から20年~

番組ID
217007
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年06月12日(土)00:36~01:33
時間(分)
44
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV)
製作者
讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV)
制作社
讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV)
出演者
ナレーション:藤田千代美
スタッフ
撮影:豊田秀二、編集:松崎修三、EED:赤羽直樹、音響効果:久保秀夫、MA:久保秀夫、ディレクター:武藤将大、プロデューサー:吉川秀和、チーフプロデューサー:堀川雅子
概要
大阪教育大学附属池田小の眞田巧校長(53歳)は2021年4月、新たに赴任した教師たちを校舎1階に集め、20年前の事件について語った。2001年6月8日、2時間目が終わる午前10時10分過ぎ、開いていた通用門から刃物を持った男が侵入し、児童8人の命を奪った。眞田校長は、この学校に唯一残る事件を知る人物である。当時は6年生の担任として子どもたちの誘導にあたったが、事件が起きた教室付近で救護にあたることはできず、自分の行動が正しかったのかと、今も消えない思いを抱いている。ほかにも、子どもの救護に当たった教師や、イスを持って男と対峙した教師も取材。共通して持っていたのは、「子どもたちを守ることができなかった」という、深い悔悟の念だった。番組ディレクターは、事件当時、附属池田小の5年生であった。取材を始めると、附属池田小では、年5回以上の訓練や、全国でも珍しい「安全科」の授業などを通して、事件の記憶と向き合い続けていることが分かった。しかし、取り組みは全国共通ではない。教育現場の「学校安全」はまだ、試行錯誤が続いている。

同じ年代の公開番組

テレメンタリー2021 メモリーズ ~再び、家族で~

愛知県に住む森亜美さんは、3人の子どもがいる母親である。2016年に交通事故に巻き込まれ、乗っていた乗用車が炎上。全身の約60%に火傷を負い、耳たぶや手の指を失った。2週間後に意識を取り戻したが、変わってしまった母親の姿に子どもたちは戸惑いを隠せなかった。子どもたちと手をつなぐことも、じゃんけんをして遊ぶこともできなくなり、多くのものを失った亜美さんは深く落ち込んでしまう。しかし、泣いてばかりはいられないと、亜美さんは前を向き、徐々に元の生活を取り戻す努力をし始める。そして周囲の力を借りながら、家事や車の運転など「自分でできる事」を増やしてきた。そんな亜美さんの姿を見た子どもたちも少しずつ変わっていく。そんな時、本来ならあるはずのものがないことに気付く。育ち盛りの子どもたちと撮った写真である。事故のあと、人目につくことを嫌っていた亜美さんは、以前はよく行っていた家族旅行もできなくなり、写真に写ることも避けてきた。しかし、「家族みんなで出かけて、もう一度、思い出を作りたい」と亜美さんは3年ぶりに家族5人で出かける計画を立てることに。事故から5年が過ぎた亜美さんと家族の今を描く。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組