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テレビ番組

世界遺産〔303〕 パハールプルの仏教寺院遺跡 バングラディシュ

番組ID
217181
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放送日時
2002年06月02日(日)23:40~00:09
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
TBSテレビ
製作者
TBSテレビ
制作社
TBSテレビ、TBSビジョン
出演者
ナレーター:寺尾聰
スタッフ
監修:神谷武夫、構成:河野英輔、テーマ音楽:鳥山雄司、撮影:矢口信男、VE:藤村宗信、編集:金子数生、撮影助手:北川謙二、EED:今田久子、MA:中村和弘、音響効果:宮川亮、宣伝:小池由起、宣伝:田中瑞穂、デスク:細谷京古、AD:吉峰香美、協力:藤田潔、協力:SAIFDDIN CHOWDHURY、協力:HABIBA KHATUN、協力:MOSHARAF HOSSAIN、ディレクター:河野英輔 、プロデューサー:辻村國弘、プロデューサー:大野清司
概要
インドの東隣りに位置するバングラデシュにあるパハールプルの仏教寺院遺跡は、インド仏教が最後に輝きを見せた時代の象徴的存在として、1985年に世界遺産に登録された。◆バングラデシュは、植民地時代まではインドの文化圏に属していた地域であり、仏教が主流であった。しかし、仏教が複雑化していったことで、少しずつヒンドゥー教に居場所を奪われていった。衰退の一途を辿って行ったインド仏教は、8世紀、パハールプルで最後の華を咲かせる。パハールプルの仏教寺院は莫大な量の焼成レンガによって建造されている。正方形の囲壁の中心に大祠堂を置く一種の五堂形式がとられ、全体が立体的な曼陀羅を構成するものである。その建築の様式と思想は、当時ここに参集した修行僧によって東南アジアにも伝えられ、アンコール・ワットやボロブドゥールといったアジアの宗教史を代表する大伽藍の建造に影響を与えたと考えられている。これまで紹介される機会の少なかった大寺院の姿を、日本のドキュメンタリーとしては初のヘリコプター撮影によって紹介する。◆ボロブドゥール遺跡、アンコール・ワット遺跡、パハールプルの仏教寺院遺跡(ソーマプラ大僧院)

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