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テレビ番組

世界遺産〔313〕 ヴェゼール渓谷の装飾洞窟群 フランス

番組ID
217191
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放送日時
2002年08月11日(日)23:30~23:59
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
TBSテレビ
製作者
TBSテレビ
制作社
TBSテレビ、TBSビジョン
出演者
ナレーター:寺尾聰
スタッフ
監修:出口裕弘、構成:天野裕士、テーマ音楽:鳥山雄司、撮影:村上勢至、VE:植田英幸、照明:高原賢一、編集:飯田直美、EED:今田久子、MA:中村和弘、音響効果:牛腸正二郎、宣伝:小池由起、宣伝:田中瑞穂、デスク:細谷京古、AD:吉峰香美、コーディネーター:武井みさ、協力:藤田潔、協力:GEORGES AGSIEL、協力:RESAID SANSON、協力:PASCAL DEJEAN、ディレクター:天野裕士、プロデューサー:辻村國弘、プロデューサー:大野清司
概要
1940年にフランス、ドルドーニュ県の少年達により偶然発見されたヴェゼール渓谷の装飾洞窟群は、人類史上最も古い芸術の宝庫として、1979年に世界遺産に登録された。◆氷河期でも比較的気候が温暖だったフランス、ドルドーニュ県。ここに3万年前に発達したクロマニヨン人の驚嘆すべき芸術が残る。特に「ラスコーの壁画」は、25か所の装飾洞窟が残るヴェゼール渓谷内にあって特筆すべきものである。奥行き28メートル、幅10メートルの洞窟内の大広間には5メートルを越える牡牛の姿が色鮮やかに描かれ、想像を絶する迫力で輪舞している。氷河期に獣の脂をささやかに燃やしただけの炎で画を描き上げた先史時代の人々の情熱は一体何だったのであろうか。ラスコーは第二次世界大戦後、一般に公開され、1日に1200人もの人々が先史芸術の称賛に訪れた。しかし皮肉にも観光客の吐く息の二酸化炭素が洞窟内にバクテリアを繁殖させ、壁画を蝕み、1963年にラスコーは閉鎖された。

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