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テレビ番組

世界遺産〔316〕 ベームスター干拓地 オランダ

番組ID
217194
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放送日時
2002年09月01日(日)23:40~00:09
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養
放送局
TBSテレビ
製作者
TBSテレビ
制作社
TBSテレビ、TBSビジョン
出演者
ナレーター:寺尾聰
スタッフ
監修:石田壽一、構成:富樫佳織、テーマ音楽:鳥山雄司、撮影:村上勢至、VE:植田英幸、照明:高原賢一、編集:福栄臣朗、EED:今田久子、MA:中村和弘、音響効果:宮川亮、宣伝:小池由起、宣伝:田中瑞穂、デスク:細谷京古、AD:吉峰香美、コーディネーター:リンセ・コールンストラ、協力:藤田潔、協力:ステファノ・ベルタチーニ、ディレクター:天野裕士、プロデューサー:辻村國弘、プロデューサー:大野清司
概要
オランダ最古の大型干拓地ベームスターは世界に先駆けて1612年に完成した。この干拓地は人間の可能性を象徴する記念碑として、1981年に世界遺産に登録された。◆当時オランダは「海の女王」と呼ばれ栄華を極めていた。世界初の株式会社、東インド会社の生まれた水辺の都市アムステルダムは世界貿易の拠点であり、ヌーボーリッシュ(新興の資産家階級)はさらなる投資先を求め、水深7メートルの湖を農作地に変えようとしたのである。湖の水を排出する為に協力を求められた風車守のひとり、レーフワーターは類い稀なる発想の持ち主だった。彼は三連式の風車を考案し、その大量の水を揚水するシステムによりベームスターの干拓を成し遂げたのである。国土の3分の1が海面より低く、常に水と戦い続けてきたオランダ人にとってそれは記念すべき大事業だった。現在は電機やディーゼル式のポンプ場が治水の役を担っているが、この国を守ってきたのは「風の力」で水をくみ上げる風車であった。「神が作った海をオランダ人が大地に変えた」という古い言葉にオランダ人の治水の歴史に対する矜持があらわれている。◆旧東インド会社本社、キンデルダイク=エルスハウトの風車群、D.F.ウォーダ蒸気水揚げポンプ場

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