伝統と文化に培われた城下町・金沢。「空から謡が降る」といわれ、日本の原点ともいうべき風景に彩られた街なみも、時代の中で変容している。金沢美術工芸大学の百々俊雅・小田根五郎の両教授が描く作品と、カメラ映像とで、今と昔が交錯する金沢の風景を次の世代に伝える。◆第１回は雪に彩られた金沢城石川門を、百々先生が描く。

全国的に知られた観光スポットだけでなく、日常生活の中にある信州の風土や文化を紹介する。◆今回は、白川氷柱群の壮観を紹介する。

岡山県内各地で歌われている“わらべ歌”を、その地域の子どもが歌うのに合わせて、その歌に関係する歴史や風土を紹介する。◆この回は倉敷市の「おちゃらかホイ」。

２００１年から始まった「１億人の富士山」の１００回を記念したアンコール特集。富士山に関わる人々を描いた中から、評判の高かった２本をまとめる。◆竹馬で山頂に登ろうという学生の冒険を取材。海抜０メートルから３７７６メートルまでの竹馬登山に大学３年生が挑む。◆パラグライダーの選手だった女性が、山頂からのフライトに挑戦する。多くの人たちのサポートを受けながら、１週間かけて成功するまでを描く。

レギュラー出演者と子どもたちが競演する、子ども向けのバラエティー番組。「ばりすご」は博多弁で「とても凄い」の意味。いろいろな「すごい」子、「いちばん」の子を紹介するほか、この回は番組で募集した隊員がモンゴルにホームステイした体験を密着取材で伝える。“Ｓｕｐｅｒ　Ｓｐｅｃｉａｌ　Ｂｏｙｓ＆Ｇｉｒｌｓ　Ｓｈｏｗ”。

国の特別名勝・特別天然記念物に指定され、年間１９０万人を集める上高地。古来「神河内」とも称され、世界に類を見ない独特の景観は人々を魅了してきた。神から授かった上高地の自然を余すところなく描写する。◆春は可憐なニリンソウの大群落。北アルプスの残雪と美しい新緑の河童橋。春の風物詩・ヒキガエルの産卵、啄木鳥のドラミング。夏は生まれたばかりの小猿の群れ、梅雨の晴れ間に舞う雪のような柳の種。水中から顔をのぞかせるバイカモの花。秋には落葉松の黄葉、瀬を泳ぐ岩魚、カワマスの産卵。冬は荘厳な穂高の朝焼け、厳冬の嵐、白く染まった大正池、田代池の霧氷。人間はあまり登場せず、主役は自然である。

伝統と文化に培われた城下町・金沢。「空から謡が降る」といわれ、日本の原点ともいうべき風景に彩られた街なみも、時代の中で変容している。金沢美術工芸大学の百々俊雅・小田根五郎の両教授が描く作品と、カメラ映像とで、今と昔が交錯する金沢の風景を次の世代に伝える。◆この回は「三尖塔（民俗文化財展示室）」。

アフガニスタンの少数民族の難民キャンプを支援したフォトジャーナリストの姿を描くドキュメンタリー。◆久保田弘信さんはアフガニスタン周辺の難民を撮り続けていたが、少数民族の難民キャンプを訪れたとき長老から、ジャーナリスト達は援助隊を連れてくるという約束を守らない嘘つきだ、と非難の言葉を受けた。最大民族パシュトゥーン人との衝突を怖れ、国連のキャンプを避けて暮らす彼らは、見えない難民と呼ばれる。長老の言葉に久保田さんは支援活動を始めるが、このキャンプの中でも新来の難民は既住の難民よりも弱い立場に置かれ、支援は難航する。