テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

北海道遺産物語 日差し揺らめくグランブルー・摩周湖

番組ID
900826
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2002年11月30日(土)22:51~22:56
時間(分)
3
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
北海道テレビ放送(HTB)
製作者
北海道テレビ放送(HTB)
制作社
北海道テレビ放送(HTB)、札幌テレビハウス
出演者
語り:竹中直人
スタッフ
制作:四宮康雅、演出:藤島保志、音楽:中村幸代、構成:須摩智子
概要
北海道の豊かな自然、生きてきた人々の歴史や文化、生活、産業など、次の世代へ引き継ぎたい有形・無形の財産の中から、道民全体の宝物として選ばれた「北海道遺産」を、ハイビジョンで撮影された美しい映像と共に紹介する。◆ロシア・バイカル湖を抜いて世界一の透明度とされる摩周湖。世界遺産への登録運動も盛んになっている。川の出入りが無い摩周湖の水位が変わらないのはまさに大自然の神秘。

同じ年代の公開番組

世界遺産〔316〕 ベームスター干拓地 オランダ

オランダ最古の大型干拓地ベームスターは世界に先駆けて1612年に完成した。この干拓地は人間の可能性を象徴する記念碑として、1981年に世界遺産に登録された。◆当時オランダは「海の女王」と呼ばれ栄華を極めていた。世界初の株式会社、東インド会社の生まれた水辺の都市アムステルダムは世界貿易の拠点であり、ヌーボーリッシュ(新興の資産家階級)はさらなる投資先を求め、水深7メートルの湖を農作地に変えようとしたのである。湖の水を排出する為に協力を求められた風車守のひとり、レーフワーターは類い稀なる発想の持ち主だった。彼は三連式の風車を考案し、その大量の水を揚水するシステムによりベームスターの干拓を成し遂げたのである。国土の3分の1が海面より低く、常に水と戦い続けてきたオランダ人にとってそれは記念すべき大事業だった。現在は電機やディーゼル式のポンプ場が治水の役を担っているが、この国を守ってきたのは「風の力」で水をくみ上げる風車であった。「神が作った海をオランダ人が大地に変えた」という古い言葉にオランダ人の治水の歴史に対する矜持があらわれている。◆旧東インド会社本社、キンデルダイク=エルスハウトの風車群、D.F.ウォーダ蒸気水揚げポンプ場


cinematic_blurドキュメンタリーschool教育・教養tvテレビ番組