瀬戸内海は、海運の要地として培われた豊かな歴史と、多島海の景観に代表される美しい自然を有してきた。そんな瀬戸内海の「今」を、それぞれの地域から紹介する。（２００２年１０月７日・２００３年９月２２日、全５０回）◆この回は「海の真中に現れる巨大砂州」。

全国的に知られた観光スポットだけでなく、日常生活の中にある信州の風土や文化を紹介する。◆今回は、白川氷柱群の壮観を紹介する。

「親切」や「優しさ」などをテーマにしたショートストーリー。日常のささいな出来事のなかに隠された、心打たれる瞬間をつづる。◆この回は「シクラメン」。

作家の書下ろしによる一話完結の物語を、俳優の朗読とイメージ映像で綴る。ひとつの出会いが翌週に新たな出会いを生むスタイルで、一ヶ月にわたって展開していく。◆この回はいしいしんじ作・柳家小三治朗読の第４回「鳥男と赤い風船」。

インドの東隣りに位置するバングラデシュにあるパハールプルの仏教寺院遺跡は、インド仏教が最後に輝きを見せた時代の象徴的存在として、１９８５年に世界遺産に登録された。◆バングラデシュは、植民地時代まではインドの文化圏に属していた地域であり、仏教が主流であった。しかし、仏教が複雑化していったことで、少しずつヒンドゥー教に居場所を奪われていった。衰退の一途を辿って行ったインド仏教は、８世紀、パハールプルで最後の華を咲かせる。パハールプルの仏教寺院は莫大な量の焼成レンガによって建造されている。正方形の囲壁の中心に大祠堂を置く一種の五堂形式がとられ、全体が立体的な曼陀羅を構成するものである。その建築の様式と思想は、当時ここに参集した修行僧によって東南アジアにも伝えられ、アンコール・ワットやボロブドゥールといったアジアの宗教史を代表する大伽藍の建造に影響を与えたと考えられている。これまで紹介される機会の少なかった大寺院の姿を、日本のドキュメンタリーとしては初のヘリコプター撮影によって紹介する。◆ボロブドゥール遺跡、アンコール・ワット遺跡、パハールプルの仏教寺院遺跡（ソーマプラ大僧院）

瀬戸内海は、海運の要地として培われた豊かな歴史と、多島海の景観に代表される美しい自然を有してきた。そんな瀬戸内海の「今」を、それぞれの地域から紹介する。（２００２年１０月７日・２００３年９月２２日、全５０回）◆この回は「海の守り神・男木灯台」。

名古屋市中村区に、かつての遊郭を改装して建てられたデイサービスセンターがある。ここに通う、どこにでもいる普通の老夫婦の日常を追い、誰もが迎えるであろう「老後」のありかたを問う。また、老人が老人を介護する現状も考える。◆遊郭から旅館、そしてデイサービスセンターへと姿を変えたこの施設には、２５０人ほどが通っている。食事や入浴のサービスもあり、かつての歓楽地の華やぎを偲ばせる建物で、思い思いに過ごす。連れ添って５３年になる鈴木さん夫妻、８６歳の夫は昨年風邪をこじらせて入院し、要介護３の認定を受けた。最近は物忘れの症状が出始めた夫を支える妻は１０歳違いの７６歳、センターで友達やスタッフと話すのを楽しみに通ってくる。

下町の警察署を舞台に、警察署長と警官たちの活躍と哀歓を描く、笑いと感動の人情ドラマの第１シリーズ。（２００２年７月８日～９月１６日放送、全１１回）◆第１回「署長の三不思議」。椎名啓介（高嶋政伸）が署長を務める本池上署の管内で銀行強盗事件が発生した。防犯ビデオの映像から、２年前に警官が殺され、拳銃を奪われた事件と同一犯の可能性が浮上する。２年前の事件で夫を失った刑事の麻衣（水野美紀）は、椎名に捜査への参加を直訴する。そんな中、犯人を目撃したという少年・卓（田島健吾）が現れる。しかし、卓は、近所ではウソつきで有名なオオカミ少年だった。